近づく怖〜い季節

お嬢様は、お化けの存在を信じていらっしゃるでしょうか。

黒崎は、信じております。

それ故、お化けが大の苦手でございます。

あまり関わり合いになりたくないものです。

お化け屋敷やホラー映画など以ての外。

世の人々は、そういったものを楽しんでいるようですが、それはきっとお化けの存在を信じていないからではないでしょうか。

お化けな完全なる空想上のものだとするならば、黒崎だって怖くはありませんよ。大人ですし。

ですが、時にお化けは私達人間の世界に干渉することがあるのです。

私の過去の経験がそう信じさせるのです。

思い出すと怖いので、あまり多くを語ることは致しませんが、お盆やハロウィンの時期になるといつも意識せざるをえなくなります。

特にハロウィンの時期になるといつも思うことがあります。

私達人間だけがお化けの仮装をし、ハロウィンを祝っているが、きっと人間界の知らないどこかで、お化け達もハロウィンを祝うパーティーでも開いているのではないか、と。

そんなことがあるとするならば、絶対に迷い込みたくはありませんね。

おぉ怖い。

夜はあまり出歩かないようにいたしましょう。


黒崎
Filed under: 黒崎 — 14:00