妻殺害容疑のパキスタン人の夫送検　無理心中か…男児2人も死亡　取調べに日本語で応じる

長野県箕輪町のアパートで子どもを含む3人が死亡した事件で、妻を殺害した疑いで逮捕されたパキスタン人の男の身柄が検察に送られました。

身柄を送られたのは箕輪町の自営業、パキスタン国籍のシャザダ・ホラム容疑者（49）です。警察によりますと、先月22日から25日の間に、アパートの一室で首を絞めて妻のシャビル・イラムさん（37）を殺害した疑いが疑いが持たれています。

長男（２）と次男（0）も死亡しましたが、死因はまだ特定されていません。父親のシャザダ容疑者も手首にけがをして一時、入院していました。

警察はシャザダ容疑者が無理心中を図ったものとみて捜査しています。認否は明らかにされていませんが、取調べにシャザダ容疑者はやや感情的になることはあるものの、日本語で応じているということです。

事件が発覚した２５日は家賃滞納による退去日で、アパートの管理業者らが部屋で倒れている４人を見つけました。