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2019年12月1日 紙面から
後半、勝ち越しゴールを決める磐田・大久保。右は名古屋GK・ランゲラック=ヤマハスタジアムで(川戸賢一撮影)
名古屋グランパスは磐田に1-2で敗れたが、14位の鳥栖、15位の清水も敗れたため、最終節(7日)の鹿島戦で20点差以内の敗戦なら15位以上が決まる。一方、磐田は17位で5年ぶり、G大阪に敗れた松本は最下位となり、1年でのJ2降格が決まった。首位横浜Mが勝ち、2位のFC東京が引き分けたため、優勝争いは12月7日の最終節の直接対決にもつれ込んだ。横浜Mは川崎を4-1で下し、6連勝で勝ち点67。FC東京は浦和と1-1で同64。得失点差で横浜Mが7点上回り、FC東京の逆転優勝には4点差以上の勝利が必要になる。
笑顔はない。ガッツポーズもない。過去10年間公式戦不敗(13勝3分け)だった磐田に歴史的敗戦を喫するも、残留争いのライバルだった鳥栖、清水も敗北。得失点で圧倒的優位に立つグランパスが、残留を決定的にした。
試合後、フィッカデンティ監督は「磐田は全員が勝つためにやるべきことをやったが、やられた側は悔しい。すっきりしない」と静かに語った。
最下位・磐田は、血眼になってボールを追い、ゴールに迫った。「(磐田は)炎のような戦いをしていた」とGKランゲラック。前半22分、CKから先制点を献上。同39分にMF長谷川が同点とするも、後半26分に磐田のFW大久保に勝ち越し弾を許した。
最大のテーマこそ、残留だった。第27節以降、チームを指揮するフィッカデンティ監督の下では1勝3分け3敗。V字回復はならなかったが、現実的な采配で勝ち点を積み上げた。情熱あふれる分析家。クラブ関係者によれば、移動中の新幹線でも対戦相手の映像を持ち出してチェック。寸暇を惜しんでサッカーと向き合い、荒波にのまれかけていたチームを、安全な港へと導いた。
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