『塔の上のラプンツェル』の原題は Tangled で、Frozen と同じノリだ。むろんこれも、「とにかくなんかもつれてるものがほどける話」なわけだ。こういう過去分詞タイトルは訳しにくい。直訳してるのが、これもディズニーのミュージカル『魔法にかけられて Enchanted』だけど、やっぱり口幅ったいよね。
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こういうタイトルの付けかたに興味を持ったのは、『奥様は魔女』の原題が Bewitched だと気づいた中学生のころだった。幼いころからさんざん観ているオープニングのアニメで、サマンサが箒に乗って飛んできて夜空に Bewitched と綴るのだが、ある程度英語がわかるようになるまでは興味が向かなかった。
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『千と千尋の神隠し』の英題は Spirited Away(神隠しに会って)で、これも過去分詞タイトル。『千と千尋…』のほうが先なのに、将来は Tangled や Frozen に倣って付けたみたいに見えちゃうかもしれないのが、ちょっと癪だ。
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説明のために「過去分詞」とか言ってるが、白紙状態の英語圏の子供が日常会話から英語を学習してゆく過程を想像すれば、子供は文法用語で考えているわけではないから、動詞の過去分詞と形容詞を頭の中で画然と区別などしていないはずなのだ。地続きになっている。いや、大人だってそうだ。
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われわれ外国人は、この逆のプロセスをたどる。型を理解し覚えるところから入り、鍛錬によってやがて型を意識から消す。松本道弘氏がむかしから“英語道”を提唱しているが、おれも語学というのはちっとも学ではなく、武道みたいなものだと思う。だから、文法というのは、外国語習得には非常に重要だ。
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なんだか、いつのまにか学校での英語教育が文法軽視になっていることに危機感を覚える。会話重視という方針ならそれもよいが、まるで文法を軽視すれば会話重視になるかのように思っているのだとしたら、とんだ了見ちがいだと思う。
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文法に従って話そうとするがあまりに流暢さが犠牲になるのはよくないという理屈もわからんではないが、文法を疎かにすれば、流暢に話せるようになるわけではない。そんな話しかたは、ただ幼稚なだけだ。めざすべきは、文法という型を頭で理解し、その型が意識から消えるまで鍛錬を積むことだろう。
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えっと、なんの話だっけ? そうそう、Frozen ってタイトルね。中学・高校の先生は、せっかくアナ雪2が公開されているのだから、「これ、過去分詞だよね?」から入って、文法と守破離といった雑談をしてあげれば、日本文化の教育にもなるのではなかろうか。
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近年ご活躍の英語の先生では、おれは大西泰斗氏が好きだ。深い言語学的知識に立脚しながら、「ネイティブスピーカーの頭の中にはどういうイメージが浮かんでいるのか?」を日本人にも腹落ちするロジックに落とし込んで教えているのはすごい。どうしてこういう人を入試改革のブレーンに入れないのか?
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