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【芸能・社会】

愛知在住バンド「緑黄色社会」が地元・名古屋で単独初ホール公演 リョクシャ化計画拡大中

2019年12月1日 紙面から

ギターを弾きながら熱唱する緑黄色社会の長屋晴子=名古屋市公会堂で

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 女優の波瑠(28)が主演するTBS系ドラマ「G線上のあなたと私」(火曜午後10時)の主題歌「sabotage」で注目を集める4人組バンド「緑黄色社会」が30日、名古屋市公会堂で、「リョクシャ化計画2019」と題した全国ツアー(9都市9公演)の名古屋公演を開催した。

 全員が愛知県在住で、ボーカル長屋晴子(24)とギターの小林壱誓(23)、キーボードのpeppe(23)は高校の同級生。来年で築90年の歴史を刻む名古屋市公会堂は、在学中に「卒業生を送る会」で、バンドとしてステージに立った特別な場所だ。ベースの穴見真吾(21)は小林の幼なじみで、そのステージを見たことがメンバー入りの契機となった。

 これまでは全国のライブハウスを回ってきたが、単独でホール会場で公演を行うのは今回が初となる。

 長屋は「高校のときにライブしていた場所で初めてのホールワンマンライブができることを、偶然ではなく必然だと思いたい。この場所で、新しい自分たちの形を発見できる日にしたい」と気合十分だった。

 「sabotage」のほか、「始まりの歌」「幸せ」など21曲を披露。パワフルで伸びのある長屋の歌声がファン1500人を酔わせた。名古屋を皮切りに、12月6日のNHK大阪ホール、同8日の東京・昭和女子大学人見記念講堂と規模の大きなホールへと旅立つ。

 長屋は「大好きな名古屋でこうしてみんなと会えてよかった。みんなともっともっと大きくなりたいなと思っていますし、みんなと一緒にもっと大きな景色を見せられたら。まだまだ先がたくさんあると思えるのはみんながいたから。本当に感謝しています」とあいさつした。

 自分たちの音楽を聴いた人たちをとりこにするのが「リョクシャ化計画」。国民的アーティストになるのが4人の夢だ。地元・名古屋でまいた種は全国で花を咲かせつつある。来春リリース予定の新作も制作中で、2020年は大ブレークの予感だ。

初の単独ホール公演を行った地元・名古屋市公会堂をバックにポーズ。左からpeppe、穴見真吾、長屋、小林壱誓

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