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石川

新幹線延伸工事 間近に 小松駅高架橋 親子連れら見学

小松駅高架橋の上で、記念写真に納まる参加者たち=小松市内で

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 二〇二三年の北陸新幹線敦賀延伸に向けた建設工事の見学会が三十日、小松駅高架橋などであった。午前と午後の部に親子連れら計七十人が参加し、建設中の駅舎近くの高架橋からの眺めを満喫した。

 高架橋は高さ八メートル、幅十一メートルほど。現在は土木工事の六割ほどを終えているという。参加者は鉄道建設・運輸施設整備支援機構の職員から工事の説明を受けると、ヘルメットをかぶって階段で橋の上に上った。

 職員が「ここがレールの走る場所」などと説明。参加者は景色を楽しみながら、JR小松駅をバックに笑顔で写真を撮るなどした。小松市稚松小学校二年の寺田ひすい君は「すごく高くて気持ち良かった。(北陸新幹線の)小松駅が開業したら、すぐに乗ってみたい」と話していた。

 見学会は小松商工会議所などが主催。参加者は、木場潟公園北園地近くの前川に架かる高架橋も見学した。 (青山直樹)

 

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