私は愛車の黒いマセラティに乗り込んで
ナビに彼女の宿泊しているホテルを
電話番号で入力しました
ナビは到着時間を4時間後と予想しました
私は車の運転はあまり好きではないので
まあ距離は遠いけど
気持ちが後押してくれます
好きな音楽を聴きながら
暗い高速道路を颯爽と走ります
途中、SAでトイレに行くと
外はかなり気温が下がって
本格的な冬を感じました
気温が低い影響で
空気が澄んでいて
夜空の星がきれいに見えます
少し得をした気分ですね
ようやく彼女の宿泊するホテルに到着しました
時間は0時を少し回っていました
到着してすぐに
ラインで彼女に着いたよって連絡しました
いたって普通のビジネスホテルです
駐車場も所々空いています
この時期は混むはずないですね
車を降りて入口へ向かいました
受付には誰にもいなかったので
いなくてよかったのですが
そのままエレベーターで
彼女の部屋まで直行しました
インターフォンを押すと
時間的にうるさいかと思って
ドアをトントンって軽くたたきました
するとすぐにドアが開き
少し眠そうな彼女が
笑って迎えてくれました