あの「うるさら7」がフルリニューアル!さらに快適・クリーンなお部屋環境を作り出す ダイキン「うるさらX」登場!
ダイキンの「うるるとさらら」シリーズといえば、ルームエアコンの中でもトップクラスの性能を誇る高級モデルとして知られる。その最大の特徴は、「湿度」に着目して快適な室内空間を作り出す、強力な「湿度コントロール」機能だ。そんな「うるるとさらら」シリーズの誕生から20年、シリーズラインアップが大幅に拡充され、最上位モデルも「うるさら7」からフルリニューアル。名称も新たに「うるさらX(エックス)」として登場した。ここでは、そんな新フラッグシップモデル「うるさらX」の進化点をチェックしていこう。
- 筆者プロフィール鎌田 剛 Takeshi Kamada
- 価格.comの黎明期よりコンテンツ作成に携わり、その当時より価格.comにおける記事系コンテンツの編集統括を務める。「価格.comマガジン」編集長も兼務。パソコンや家電製品にやたら詳しい、人呼んで「価格.comのご意見番」。「家電総合アドバイザー」資格保持者。
#01「湿度コントロール」を軸に成長してきた
「うるるとさらら」シリーズの20年
今から20年前の1999年に誕生した「うるるとさらら」。「無給水加湿」が行える世界で唯一のルームエアコンとして、時代を先取りする形で登場したが、徐々にそのすぐれた湿度コントロールのよさが受け入れられ、毎年改良を加えながら進化してきた。その20年目の今年登場した最新モデルが「うるさらX」だ
ダイキンのルームエアコンの代名詞ともいえる「うるるとさらら」シリーズは、初代モデルが1999年に発売されてから今年で20年目を迎える。その間、毎年毎年少しずつ改良を加えながら進化を遂げてきたが、初めから一貫しているのは、その名前の通り「湿度」を高度にコントロールすることで、室内空間をより快適にしようという設計思想だ。
ご存じの方も多いと思うが、人間の体感温度には、温度だけでなく湿度も大きく関係する。同じ温度でも湿度が上がれば体感温度は上がり、逆に湿度が下がれば体感温度は下がる。この点に着目して、湿度を適切にコントロールしながら、より快適な室内空間を実現しようというのが、「うるるとさらら」シリーズがその誕生以来ずっと掲げてきたテーマだ。
部屋の中の快適性は、温度だけで決まるものではない。一般に、湿度が上がれば体感温度は上がり、逆に湿度が下がれば体感温度は下がる。ここに着目し、高度な湿度コントロールを行うことで、冷やしすぎ・暖めすぎを防ぎつつ、より快適な室内空間を生み出せるのは、今でも「うるるとさらら」シリーズだけ
このすぐれた湿度コントロールを可能にしているのは、ダイキン独自の「無給水加湿」という技術だ。室外機内部に設置された「無給水加湿ユニット」で外気から水分を抽出。加湿ホースを通して室内機に送り、そこから吹き出す空気に乗せて室内へ水分を供給し、加湿するというものだ。これによって、特に乾燥しやすい冬場の暖房運転時には、給水を行うことなく、部屋の中を適度に加湿してくれる。湿度が上がれば体感温度も上がるので、暖房の設定温度を低めにして暖めすぎを防ぎつつ、暖かさはしっかり感じることができるというわけだ。
この機能、省エネに結びつくのはもちろんだが、よくありがちな「エアコン暖房による乾燥問題」も同時に解決してくれる。空気は、温度を上げると湿度が相対的に下がるため、普通のエアコンで部屋を暖めると、湿度は低下してしまう。これが「エアコン暖房は乾燥する」理由なのだが、無給水加湿を備えた「うるるとさらら」なら、暖房しながら加湿も行ってくれるので、その心配は無用だ。エアコン暖房をつけながら就寝すると、朝起きて喉がカラカラに乾燥していたということが起こりやすいが、「うるるとさらら」なら、就寝時でも安心してエアコン暖房を利用できる。
もちろん、冬場の暖房運転時だけではなく、夏場の冷房運転時にも、強力な除湿機能によって部屋の中の湿度を効率よく下げ、短時間でさらっと快適な状態にして、そのままキープしてくれる。湿度が下がれば体感温度も下がるので、室温を必要以上に下げて寒くなるような思いをすることなく、快適な室内空間を実現できる。これが、「うるるとさらら」の最大の特徴である「湿度コントロール」であり、もちろん最新モデルの「うるさらX」にも、この特徴はしっかりと受け継がれているのである。
#02新フラッグシップ機「うるさらX」は、
室内機内部のクリーン性がさらにアップ!
今年、ネーミングも新たになったフラッグシップモデル「うるさらX」。すぐれた湿度コントロールを軸に上質な冷暖房を行い、室内を快適な環境に保つというコンセプト自体は、従来の「うるさら7」から変わっていない。しかし、もちろん、年々進化を遂げる「うるるとさらら」シリーズの最新モデルだけあり、本モデルもいくつかの点でさらなる進化を遂げている。
「うるさらX」に搭載された「水内部クリーン熱交換器」。独自の無給水加湿機能を応用して抽出した1Lという大量の水を使って、熱交換器表面に付着したホコリなどを洗い流すという機能だ。これにより、夏でも冬でも、熱交換器をクリーンに保ち続けることができるようになった
「うるさらX」でまず大きく進化したのは、室内機内部のクリーン性だ。昨今、エアコンの室内機内部のクリーン性については、多くのモデルで注力されているトレンド技術となっているが、「うるさらX」においても、この点での性能が大幅にアップしている。
従来の「うるさら7」でも、室内機内部、特に清掃しづらい熱交換器まわりに発生しやすいカビなどを防ぐため、夏の冷房時には、除湿で発生する水でホコリなどを洗い流す「セルフウォッシュ熱交換器」を採用していたほか、ダイキン独自の空気清浄技術「ストリーマ」を用いた「ストリーマ内部クリーン」といった機能を備えており、クリーン性能は高かった。今回の「うるさらX」ではこれをさらに一歩押し進め、上記の「無給水加湿」機能を応用した「水内部クリーン」機能を搭載したのがトピックだ。
「水内部クリーン」機能は、その名の通り、無給水加湿で外気から抽出した水を使って、熱交換器表面に付着したホコリなどを洗い流す機能。これによって従来は夏の冷房運転時にしか行えなかった熱交換器の水洗浄を、冬の暖房運転時にも行えるようになった。しかも、この機能で使う水は、たっぷりの1Lというから驚きだ。これだけ大量の水を使用して一気に熱交換器表面のホコリなどを洗い流すので、その効果はてきめん。もちろん、洗浄後は送風や熱乾燥によって熱交換器表面を乾燥させるとともに、上記の「ストリーマ内部クリーン」によって、カビ菌などの繁殖もしっかり抑えてくれる。エアコン室内機内部のクリーン性を重視する人にとっても、「うるさらX」は実に魅力的な性能を持ったエアコンになったと言っていいだろう。
#03さらに風を感じにくい、
包み込むようなふんわり気流を実現
「うるさらX」では、従来は暖房運転開始時に、大風量の温風をダイレクトに送風していたところを、フラップ形状の改良によって、風速の大きい風を分散させることに成功。これによって、身体に感じる風速は70%低減されたという
また、「うるさらX」では、「気流コントロール」についてもさらなる進化を遂げている。前身モデルとなる「うるさら7」では、エアコンから吹き出される風による、「寒い」「熱い」といった不快感をなるべく排除すべく、「身体に風を当てない」気流を目指して、さまざまな技術開発が行われてきた。その結果、冬場の暖房運転時には、最初は壁に沿って垂直に温風を吹き出し、その後、床に沿って部屋中に温風を行き渡らせる「垂直気流」を実現。夏場の冷房運転時には、逆に天井に沿って冷風を部屋の奥まで行き渡らせる「サーキュレーション気流」を使うことで、1年中、身体に風を直接当てることなく部屋中を快適な温度に保つ、上質な冷暖房性能を実現した。
これだけでも、従来のエアコンの気流とは大きく次元が異なることがおわかりいただけると思うが、新モデル「うるさらX」では、この気流コントロールがさらに進化した。具体的には、暖房時の運転開始直後に身体に当たる風が大幅にソフトになったのだ。前モデル「うるさら7」では、暖房運転開始時には部屋全体を素早く暖めるために大風量の温風を送風し、ある程度暖まってきた段階で、身体に風を当てない垂直気流へと移行していた。このため、運転開始直後の数分間に関しては、身体にも風が当たってしまっていたのだが、「うるさらX」では、フラップ形状の改良によって、風量の大きな風を分散させることに成功。この結果、部屋を暖めるスピードは変えずに、身体が感じる風速は70%も低減させることができたという。暖房運転開始時でもふんわりした気流で、包み込むような暖かさを実現したのだ。
上質な気流コントロールへのあくなき挑戦。それがダイキンの「うるるとさらら」シリーズの特徴のひとつでもあるが、新モデル「うるさらX」は、そのことがまさに体現された製品と言っていいだろう。
#04すぐれた湿度コントロール機能によって実現した
2つの新機能
「新・おやすみ運転」の温度制御イメージ。人は睡眠しているとき、入眠時からは体温が徐々に低下していき、起床時には上昇する傾向がある。この体温変化に基づき、エアコンの設定温度を細かく調整することで、寝付きやすくかつ起きやすい快眠をサポートする
すぐれた「湿度コントロール」が「うるるとさらら」シリーズの最大の特徴であることはすでに述べたとおりだが、この湿度コントロール機能を応用した新機能が、「うるさらX」には搭載された。
そのうちのひとつが、快適な睡眠をサポートする「新・おやすみ運転」機能。この機能では、人間の睡眠時の体温変化に注目。入眠時からは体温が徐々に下がっていき、起床時には上昇するという人間の体温変化に合わせて、エアコンの設定温度を自動制御する。具体的には、入眠時には温度を下げて必要以上に熱く感じないようにし、起床時に近づくと逆に温度を上げることで、快適な起床をうながすように運転する。この機能を使えば、寝苦しい夜ともおさらばできるかもしれない。12月にリリース予定のスマートフォンアプリ「ねむロク」との連動で、自分の睡眠の状況を確認できるようになるのも、睡眠の質の向上にひと役買ってくれそうだ。
室内を加湿することによって、ソファや布団、カーテンなどに染み付いた水溶性のニオイの元を水分内に捕獲。この水分を再び取り込むことで、部屋全体の消臭を行うのが、新たに搭載された「水de脱臭」機能のメカニズムだ
また、空気中の水分によって、室内の消臭を行う「水de脱臭」という機能も新搭載された。加湿を行うことで、ソファや布団、カーテンなどに染みついた水溶性のニオイを浮き出させた後、これを再び取り込んで除湿することで消臭を行うのがこの機能。加湿も除湿もどちらも高度にコントロールできる「うるさらX」だからこそ実現できた、実生活に役立つ便利な機能と言えるだろう。
もちろん、前モデルで実現された「Wi-Fi内蔵」は、「うるさらX」でも引き続き採用。スマートフォンアプリとの連携はもちろん、スマートスピーカーを使った音声操作などにも引き続き対応する。
より小型で設置しやすい
「うるさら mini」も登場!
冒頭で触れた通り、「うるるとさらら」シリーズ誕生20年を記念して、今年はシリーズラインアップが大幅に拡充した。なかでも、フラッグシップモデル「うるさらX」の弟分とも言える「うるさら mini」の登場は、多くの人にとって朗報と言えそうだ。
「うるさら mini」は、「うるさらX」と同等の「無給水加湿」を備え、すぐれた湿度コントロール機能を装備しつつも、寝室や子供部屋などにも設置しやすいよう室内機を小型化。特に奥行きが10cm近く短くなっているので、圧迫感が大幅に減っている。その分、「垂直気流」や「サーキュレーション気流」などの気流コントロール機能は省かれているが、本体価格は抑えられ、よりお求めやすくなったのもうれしい点。これまで室内機の設置スペースや金額の問題で「うるるとさらら」シリーズの導入を断念していた人には朗報だろう。
なお、「うるさら mini」の製品ラインアップは、6~10畳用の小さな部屋に向けた3グレード。特にこれからの乾燥しやすい冬場には、「うるさら mini」の無給水加湿が、寝室や子供部屋などで大活躍しそうだ。
#05まとめさらに一歩上質でクリーンな
室内空間を作り出せるエアコンに進化
以上、「うるるとさらら」誕生20周年の記念すべき年に登場した、ダイキンの新フラッグシップモデル「うるさらX」について、その進化をチェックしてきた。「うるるとさらら」シリーズが20年の長きにわたって培ってきた、すぐれた「湿度コントロール」と「気流コントロール」をベースにしつつ、より上質でクリーンな空気と気流を送り出せる製品に仕上がっていることが確認できたと思う。これまでも、ほかのルームエアコンとは一線を画す上質な冷暖房が特徴だった「うるるとさらら」シリーズであったが、今回登場した「うるさらX」においては、その上質さがまた一歩レベルアップしたという印象だ。従来のエアコンの冷暖房に不満がある方、室内の温度と同時に湿度もうまくコントロールしながら、健康で快適な生活を送りたい方、そうしたすべての方に、この上質さを体験していただきたい。
価格.comダイキン「うるさらX」全モデル紹介
- 14畳程度(4.0kW)
- S40XTRXS-W(室内電源100W)
- S40XTRXP-W(室内電源200W)
- S40XTRXV-W(室内電源200W)
- 18畳程度(5.6kW)
- S56XTRXP-W(室内電源200W)
- S56XTRXV-W(室内電源200W)
- 20畳程度(6.3kW)
- S63XTRXP-W(室内電源200W)
- S63XTRXV-W(室内電源200W)
- 23畳程度(7.1kW)
- S71XTRXP-W(室内電源200W)
- S71XTRXV-W(室内電源200W)
- 26畳程度(8.0kW)
- S80XTRXP-W(室内電源200W)
- S80XTRXV-W(室内電源200W)
- 29畳程度(9.0kW)
- S90XTRXP-W(室内電源200W)
- S90XTRXV-W(室内電源200W)