はじめに
どうもしゅんです。
今回は少し悲しい報告があります。
題名の通り、授業ノートとして愛用していたiPadを盗難されてしまいました。
盗難にあってからpolcaをしようと思い立った経緯までをこの記事に書きたいと思います。
油断。
実はこのiPad、留学の餞別として両親に買ってもらった物なんです。
まさか2ヶ月でお別れすることになるとは思いもしませんでした。(このブログをたまに見ていると言っていた両親ほんとにごめん、、)
8月の終わりに留学を開始してから今まで特に事故や病気をすることなく、ナントの治安の良さ(上の写真は留学開始直後のナント 。気候も人柄も穏やかで本当にいいところです。)も相まって極めて快適に生活を送ってきていました。
しかし、その快適さに油断していたのでしょうか。パリからナントに帰る夜行バスの中で無防備にも爆睡し、iPadがないことに気づかないままバスを降り家に帰りました。
そして気づいた時にはもう遅く、iCloudの探す機能で位置を見るとiPadは家からもバスの目的地からも遠く離れた場所へ…
まもなく電源が落とされiCloud上の位置も更新されなくなり、なす術がなくなりました。。。
盗られるという感覚
人生で初めて盗難というものにあいました。
ついさっきまで使っていた物が少し自分から離れるだけで、どこにいったかも分からず、もし見つけてもそれを自分のものだと証明する手段がない。
自分のものを理不尽にも人のものにされることがこんなにも悔しいものだとは思いませんでした。
「自分の持ち物にはしっかり名前を書きましょう」
小学校の先生に何度も言われた言葉を思い出します。
自分の名前で溢れかえっていたランドセルとは違い、無印良品で買ったリュックの中には自分のものだとはっきり証明できる物はほとんどありません。
かと言って今更マジックで名前を書くなんて恥ずかしくてできないし、何か対策を考える必要があります。
なぜpolcaを企画したのか
留学開始から2ヶ月、僕にとってiPadはもはや授業を受けるための必需品となっていました。
日本では(僕の大学が遅れているだけかもしれませんが…)いまだに講義資料などをご丁寧に紙媒体で渡してくださる教授が数人いらっしゃいます()
が、フランスではあり得ません。
全ての講義はスライドを使用して行われ、スライドは大学のHPから各自ダウンロードできる形となっています。もちろんそれを印刷し使用する学生もいますが、授業によっては半期で1000ページ近くのスライドを使用するため、あまり現実的ではありません。
ですので、僕はiPadを再購入することに決めました。
約14万円。
トビタテを受給していたとしても家賃や食費などの生活費を考えると全額を出すのはなかなか厳しいです。
それに、トビタテは留学が無事に終了するまで返還のリスクがあるため無闇に使うことはできません。
留学保険が降りるのは留学が終わる1年後。
日本のAppleで使える分割手数料無料サービスはフランスのAppleにはありません。
どこからお金を工面しようか悩んでいる時に、以前友人がカメラを買う際「polca」というサービス を使用していたことを思い出しました。
polca とは
polcaのことを知らない方も多いと思うので、ここで一度ポルカとは何かについて触れておきます。
polcaとは
フレンドファンディングアプリ「polca」は身近な友人や知人、TwitterなどのSNSのつながりのなかでお金を集めることができるアプリです。
やりたいことがあるとき、すぐにお金を集めることができ、集まったお金もはやく手元に手に入れることができます。
- 500円から集めることが可能
- URLを知っている人のみが企画ページを閲覧することが可能
- アプリからもwebからも支援を受け付けられます
- 企画ページのコメント欄でのやりとりが可能
- 任意で募集をやめることができ、1企画最長30日間まで集めることが可能
- ご支援は決済手数料が無料
実際にやってみた感想
polcaの企画を開始してから約1週間が経ちました。
現在の経過としては高校、大学での友人をはじめ18人の方が支援してくれています。
金額は34,300円。
始めた当初は5,000円でも集められればなあと思い始めた企画ですが、約1週間で予想を遥かに上回っています。
本当にありがとうございます。
警察に行っても「フランス語ができるようになってからもう一度来てね」と笑顔で追い返され、バス会社に問い合わせたメールは2週間経っても返信がなく、親に相談するには罰が悪く。
困った時に真剣に助けようとしてくれる友達がいることのありがたさを今回改めて認識しました。
彼らにもらった優しさをこれからこれからしっかり還元していければなと思います。
さいごに
以上が盗難の経緯からpolcaの企画理由、現状報告です。
支援してくださった方、本当にありがとうございます!!
この企画自体はあと2~3週間の期間を設けていますので、最終の結果がでてからまた記事にしたいと思います◎