ミャンマー最大の都市「ヤンゴン」のダウンタウン
多くの人は海外旅行をレクリエーションの一環として捉えているだろう。しかし、海外旅行に含まれる一連の消費を、単に自分の中で終わらせるだけでなく、情報として発信すれば、いくらかの利益を得ることが出来るようになる。
お金も時間もかかるので、希少性も高い価値のある情報となるだろう。この情報から得られるマネーが消費を上回れば、海外旅行をしながら生活する事も可能になる。
ただ、海外旅行をしながら稼ぎ、生活するを実現するのは難しい。なぜなら、旅行系のコンテンツは時間的、費用的なコストがかかる上に、低コストでこれを横取りする人も多いからだ。横取りしたサイトが上位表示されていることも多く、個人で「海外旅行をしながら稼ぎ、生活する」を実現しようにも赤字になる人が多い。
それでも旅行アフィリエイトが魅力的なのは趣味の旅行を経費に出来るという点だったり、アフィリエイトを通して、サービス全体の向上を望めるからだろう。
日本で有名な海外旅行代理店と言えば、リアル店舗も多数展開しているJTBやHIS、ネット旅行代理店大手としてエクスペディアが有名である。これらの案件を紹介できるアフィリエイトASPは限られていて、有名なところでは旅行アフィリエイトが豊富なASPがあげられる。
この記事では旅行しながらアフィリエイトで稼ぎたい人に向け
▶ 旅行アフィリエイトの利点
▶ おすすめのアフィリエイトASP
まで詳しく紹介していきたいと思う。
旅行アフィリエイトの利点
旅行アフィリエイトの利点としては
1.旅行が経費に出来る
2.旅行サイト運営者だけでなく、ユーザーからサービス全体の向上にも繋がる
といった部分がある。
下記で詳しく述べていきたいと思う。
アフィリエイトで旅行が経費に出来る
旅行が趣味の人は多いが、旅行を事業のために必要な行為にすれば、旅行費用を経費として計上する事も出来る。旅行サイトであれば、現地の観光やホテルを情報として記載すれば経費として認められるだろう。
自分も領収書の出ない細かい部分までは計上していない。税務調査の際に領収書が無いと詰められる事になるかと思うからだ。しかし、ホテル代や航空券代は全て経費にしている。ホテル代や航空券代は旅行でかかる費用の多くを占めるので、事業主としてはこれだけでも十分な控除になるだろう。
他に収入のある人は旅行アフィリエイトによって利益が出ていなくとも、税金の支払額を減らす節税にもなるのだ。
もちろん、事業として大赤字の場合、厳しく詰められる部分も出てくるかと思うので、経費計上化を目的として旅行アフィリエイトをする事はおすすめ出来ない。最初からは厳しいとしても、ある程度の売上を作る事が前提となる。
旅行サイト運営者だけでなく、ユーザーからサービス全体の向上にも繋がる
海外旅行をしながら生活する事を考えた場合、スポンサーを付けるといった方法もある。しかし、個人が容易に導入できるのはアフィリエイト広告だろう。
海外旅行へ行ったり、海外で生活している人の多くは、旅行代理店を通してホテルや航空券の予約している。これら旅行代理店は競争が激しく、アフィリエイト広告に注文数の何割かを依存している。
旅行代理店は、海外航空会社の航空券を予約した場合でも、日本語によるサポートをしてくれる事が多いし、航空券とホテルを一緒に予約する事でツアー割引を付けてくれる事もある。航空会社へ直接、ホテルへ直接予約する場合よりもサービスが充実し、お得になるケースが多々あるのだ。
こうした有益な情報は、海外旅行に慣れていないユーザーは知らないのが普通だ。サイト運営者、特にブロガーであれば、リピーターを維持するために、読者へ「本当に」おすすめ出来る手段を紹介しなければならない。リピーターを含めたユーザーに有益な情報を提供する事で、旅行業界全体の競争率も上がり、サービスを向上させる事に繋がる。
旅行アフィリエイトと呼ばれるアフィリエイトは、サイト運営側の利益だけでなく、ユーザーにもお得な手段を提示できる。サイト運営者とユーザーにとって、ウィン・ウィンのアフィリエイトであると言えるだろう。
Agodaのホテル・アフィリエイトを含む旅行アフィリエイト
日本で有名な海外旅行代理店と言えば、実店舗も多数展開しているJTBやHIS、ネット旅行代理店大手としてエクスペディアが有名である。これらの案件を紹介できるアフィリエイトASPは限られていて、有名なところでは旅行アフィリエイトが豊富なASPがあげられる。
このASPには航空券、ホテル、現地ツアーの予約サービスはもちろんのこと、多数の海外旅行に関連したサービスの案件を用意している。
ツアー割引を使って最安値での渡航が可能なExpedia(エクスペディア)や東南アジアではホテル掲載数が圧倒的に多いAgoda(アゴダ)の広告案件もある。
ホテルやツアーといった稼ぎやすく、かつ、ユーザーにメリットの大きい案件を紹介できるのはアフィリエイトとして理想と言える。
Agodaのホテル・アフィリエイト
バンヤンツリーバンコク(Banyan Tree Bangkok)
ホテルなど宿の予約サイトとしてはAgoda(アゴダ)が有名だろう。Agodaはタイを中心とした東南アジアに広いネットワークを持っており、この地域においては、ホテル掲載数で他サイトを大きく引き離しているだけでなく、最安値で予約できるホテルも多い。
ホテル予約サイトはほとんどがアフィリエイトに対応しておりこのAgodaも例外ではない。
Agodaから報酬を得るためには、Agodaが直接提供しているagoda partnersと上でも紹介した旅行アフィリエイトが豊富な日本のASP内案件、どちらかでサイトの審査に通らなければならない。
どちらで紹介すべきか迷う人も多いかと思うが、結論から言うと、国内ASPからホテルの予約案件を紹介した方が良いと思う。下記でその理由を詳しく述べて行きたいと思う。
agoda partners
まず、Agodaと直接契約するagoda partnersになってホテルを紹介する際の利点だが
▶ 予約数に応じて報酬割合が増える
▶ 報酬の振込先が海外の銀行でも可能(タイバーツやアメリカドルでの振込手数料が無料に出来る)
ただし欠点もあり、
▶ AgodaURLを利用した直リンクになるため、Googleからスパムと認定される恐れがある
▶ 支払いまでに英語での提出書類が必要(メールかFAX)で、住所変更等の手続きも面倒
▶ 日本国内の金融機関を振込先口座に指定すると5000円以上の振込手数料(為替レートや振込金額にもよる)がかかる
ASP内案件のAgoda
国内ASPでAgodaを紹介する際の利点としては
▶ 面倒な手続きが無く、全て日本語で行える
▶(agoda partnersと違い)国内の金融機関を振込先口座に指定しても別途手数料はかからない
という点かと思う。
agoda partnersにおける報酬額の計算は
{CIーHIー(CI✕PP)}✕ACP
で決まる。
CIは顧客の支払った額
HIはアゴダからホテルへの支払額
PPはプロセス手数料(2.6%)
ACPはアフィリエイトコミッション率
となっており、ACPの率が下記のように予約数に応じて上がっていく。
https://partners.agoda.com/ja-jp/partner_faq.html
これに対して、国内ASPのAgoda案件の場合、顧客が支払った額の5%が報酬となる。つまり、「CI✕0.05」で表記され、ホテル代1万円分の予約がなされれば500円の報酬となる計算である。
アゴダからホテルへの支払額(HI)の割合がホテル毎に異なるため単純に比較は出来ないが、アフィリエイトコミッション率が37.5%以下であれば、顧客が支払った額の5%が報酬となる国内ASPのAgoda案件の方が報酬は高くなると個人的にみている。つまり、予約数が月99件以下であれば国内ASPの方が報酬は高くなるのである。
また、Agoda PartnersのアフィリエイトリンクはAgodaのURLを利用した直リンクになるため、Googleからスパムと認定される恐れがある。ASPのアフィリエイトリンクならGoogleも認識しているが、直リンクはAgodaページの評価を上げる事に寄与するので望ましくはないだろう。
他にも国内に住民票を置いている人は確定申告の際に日本円換算して申請しなければならないし、報酬を外貨で受け取る場合、agoda partnersでは面倒な点が多々出てくる。従って、これから旅行アフィリエイトを始めるという人は旅行アフィリエイトが豊富なASP内にあるAgodaで紹介するのが無難かと思う。
アフィリエイトで稼ぎながら海外旅行をする生活へ
海外旅行をしながら生活するというライフスタイルは以前より難しい事ではなくなっている。もちろん、これを実現するための難易度は、どれぐらいの予算で移動、宿泊、食事が出来るかによって違ってくる。物価の安い場所で、生活レベルを落とす事が出来る人ほど難易度は低くなるだろう。
自分は4年前にアフィリエイトで稼ぎながらの海外旅行生活を行った。アフィリエイト収入でギリギリの生活が出来るぐらいだったので楽ではなかったが、これをきっかけに今に繋がるライフスタイルや将来の方向性を決める事になった。
「過程」か「目的」か人によってそれぞれかと思うが、ブロガーであれば海外旅行も1つのコンテンツとして取り入れる事を検討しても良いかと思う。
旅行系も含めたアフィリエイト全体のおすすめについては下記記事も参考に。
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