楽天証券では投資信託を
1.現金
はもちろん、
2.楽天スーパーポイント(楽天ポイント)
で購入することもできる。
しかも、楽天カードなら購入金額の1%が楽天ポイントとして還元される。楽天証券では楽天ポイントが貯まりやすく、発生する手数料より、得られるポイントの方が多くなることもある。手数料だけでなく、商品ラインナップやサービス、キャッシュバックの点で見れば、楽天証券は間違いなく利用候補へと入るはずだ。
>>> 【楽天ポイント、楽天カードで投資ができる】楽天証券【楽天ポイントが貯まる】
この記事では
▶ 楽天スーパーポイント(楽天ポイント)による投資信託
▶ 楽天カードによる投資信託
▶ 楽天銀行との連携
での特徴やメリットを中心に紹介し
▶ 投資信託なら楽天証券で買うべき理由
についても詳しく述べていきたいと思う。
楽天スーパーポイント(楽天ポイント)による投資信託
楽天証券ではポイント設定を行うことで楽天スーパーポイント口座と連携できる。
楽天スーパーポイント口座と連携すれば、投資信託の通常注文及び積立注文を楽天スーパーポイントで支払える。
投資信託の通常注文画面。楽天スーパーポイントをいくら使うかの選択ができる。
自動的に買い付けてくれる積立注文では設定した額を上限に、楽天スーパーポイントでの購入を行う。利用可能なポイント残高が利用設定分に満たなかった場合、利用可能な範囲でポイントが使われる。残る積立金額は現金で注文される。現金は楽天証券口座にある分もしくは楽天銀行と連携しマネーブリッジの設定していれば、楽天銀行の口座にある現金も利用される。
例えば、毎月1日に1万円分の投資信託を買う設定にしたとする。楽天スーパーポイントが5000ポイントしかなければ、残りの5000円は楽天証券(もしくは連携した楽天銀行)にある現金5000円で決済されることになる。
楽天証券では取り扱いのある投資信託のほぼ全てで楽天スーパーポイントによる支払いが可能になっている。
楽天スーパーポイントで投資信託を買う際の注意点
楽天スーパーポイントによる投資信託の購入には、利用可能額上限がある(楽天スーパーポイントとは異なる「楽天証券ポイント」の利用可能上限は無し)。
楽天には会員ランクで利用可能額が決まっており、他の楽天グループでの利用分も含まれている。
もちろん、現金による投資信託の購入ではこうした制限はない。投資信託の購入では楽天ポイントと現金を組み合わせもできる。
ダイヤモンド会員以外(レギュラー、シルバー、ゴールド、プラチナ)の会員
・通常注文の場合:30,000ポイント/1注文
・積立注文(証券口座引落)の場合:30,000ポイント/1日
・積立注文(楽天カードクレジット決済)の場合:30,000ポイント/1日、100,000ポイント/1ヶ月
ダイヤモンド会員
・通常注文の場合:500,000ポイント/1注文
・積立注文(証券口座引落)の場合:500,000ポイント/1日
・積立注文(楽天カードクレジット決済)の場合:500,000ポイント/1日、500,000ポイント/1ヶ月
ダイヤモンド会員になるには、下記条件のすべてを満たす必要がある。
・過去6ヶ月で4000ポイント獲得
・過去6ヶ月で30回ポイント獲得数がある
・楽天カードを保有
上記のように楽天カードを保有しないと、ダイヤモンド会員にはなれない。楽天カードは様々なメリットがあり、審査にも通りやすい。他のクレジットカードの審査に落ちた人も申込みに挑戦してみるべきだ。
投資信託で利用不可の楽天ポイント
楽天スーパーポイントでも利用不可のポイントがある。有効期限が切れたポイントはもちろんのこと、下記ポイントも利用不可である。
①期間限定ポイント(SPUで獲得した楽天スーパーポイント含む)
②他ポイントから交換した楽天スーパーポイント(楽天証券ポイントコースのポイントを手動で交換された分を含む)
③2017年9月22日以前に楽天スーパーポイントコースにて交換した楽天スーパーポイント(資産形成ポイント、楽天証券の各種キャンペーンのポイント含む)
ちなみに、楽天ギフトカードから得る楽天スーパーポイントは①の期間限定ポイントになっている。従って、楽天ギフトカードから安く楽天ポイントを得ても、投資信託の購入では使えない。
楽天カードによる投資信託
投資信託は通常証券会社口座に現金を入れて、その現金の範囲内でしか購入はできない。しかし、楽天証券では月5万円、年間60万円まで楽天カード(クレジットカード)で投資信託の購入が可能になっている。
注文方法は投資信託のページで「積立注文」を選択、引落方法の画面で「楽天カードクレジット決済」を選択、カード情報を入力すれば良い。
投信>積立注文>設定履歴照会・訂正・解除で現在の積立状況の確認もできる。
クレジットカードでの購入上限は5万円。当然、クレジットカード利用枠内での購入となるため、支払までは1ヶ月程度の猶予をもらった投資もできる。
楽天証券のクレジットカード投資における最大の利点は購入金額の1%分の楽天スーパーポイントまで貯まる点だろう。
投資信託の購入金額は高額になりがちであり、年60万円なら現実的な数字かと思う。年60万円で年6000円分の楽天ポイントが貰える。クレジットカードで投資信託を買えば、手数料を取られるどころか1%還元で毎年プラスにもできるのだ。
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投資信託の多くは買付手数料0円となっている。クレジットカードで購入しても、現金で購入しても発生する手数料は保有中に生じる信託報酬だけである。手数料が同じなら、ポイント還元が受けれる楽天証券で、クレジットカード購入をした方が良いだろう。
また、投資信託は当然現金へと換金できる。このサービスは実質的にクレジットカード利用枠での現金化も可能になっている。
楽天証券で使える「楽天スーパーポイント」と「楽天カード」
投資信託に楽天ポイントを使うのは、1ポイントを1円の価値へと変える現金化の手段としても有効である。しかし、楽天カードの投資信託購入上限(5万円)までは楽天カードで投資信託を購入すべきだ。
上でも述べたように、楽天カードで投資信託を購入すると、1%還元を受けれる。
加えて、投資信託の購入に使える楽天ポイントは楽天カードの支払に利用できる。
つまり、
1.投資信託購入⇒楽天ポイントで支払
2.投資信託購入⇒楽天カードで支払⇒楽天カード請求分を楽天ポイントで支払
楽天ポイントを使うなら、上記の2を選択した方が、1%還元を受けれるためオトクになる。
楽天カード請求分を楽天ポイントで支払うには楽天カード会員サイト(楽天e-NAVI)へログインし、トップページの
お支払い(ご利用明細)>ポイントで支払いサービス
にて、請求代金から楽天ポイント分を支払設定する。
支払設定は毎月12日から20日22時まで可能となっている。支払日は27日である。
ポイント支払いの設定画面。楽天スーパーポイントが現金と同じ価値になる。
クレジットカードの支払でも、1ヶ月に利用できる楽天ポイントの上限は会員のランクにより決まっている。
1か月にご利用いただけるポイント上限
ダイヤモンド会員 :500,000ポイントまで
ダイヤモンド会員以外:100,000ポイントまで
ただし、楽天証券では毎月500ポイント分の購入でSPUによるポイントアップを受けられる(後半で詳しく説明する)。従って、楽天市場や楽天ブックス、楽天koboの利用をする人は、毎月500ポイントまで、楽天証券での投資信託購入に使った方が良い。忘れそうなら自動積立による設定も可能である。
楽天銀行との連携
楽天銀行は楽天証券と連携することにより
・ハッピープログラムでのステージ上げと楽天ポイントゲット
・普通預金の金利が0.1%になる
といったメリットを受けることができるようになる。
メインバンクも楽天銀行にすることを検討すべきだ。
>>> 【楽天ポイントがガンガン貯まる】楽天銀行口座開設ページ
下記でそれぞれ詳しく紹介していく。
ハッピープログラムでのステージ上げと楽天ポイントゲット
楽天銀行のハッピープログラムはATM手数料や振込手数料が無料になったり、楽天銀行で獲得できる楽天ポイントが増えるプログラムである。
ハッピープログラムはステージごとにATM、振込手数料無料回数や得られる楽天ポイント数がかわる。
ステージは
・資産残高
・取引件数
・ローン商品の利用
によって決まる。
「ステージの達成条件」「ステージごとのATM、振込手数料無料回数、楽天ポイントの獲得倍率」(www.rakuten-bank.co.jpより)
会員ステージは「毎月25日終了時点のお預かり資産残高」「前月26日~毎月25日の対象商品・サービスのお取引件数」
及び
「ローン関連商品の借入れがあり、返済口座を楽天銀行に設定している」場合は、それだけで会員ステージが1ステージアップする(www.rakuten-bank.co.jpより)。
300万円以上の現金を預金できる人なら簡単にスーパーVIPへなることもできる。加えて、300万円持っていない人でもステージを上げることは難しくない。資産残高以外の方法だと、取引回数が30件以上でスーパーVIPになることができる。
この取引には楽天証券での取引も含まれている。楽天証券と楽天銀行はリアルタイム入金、当日出金にも対応している。もちろん、楽天証券と楽天銀行間での入出金手数料は無料である。
楽天証券のプログラム(www.rakuten-sec.co.jp/web/service/point/より)
取引手数料が無料の投資信託購入だけではハッピープログラムの取引件数に加算されない。しかし、楽天銀行から不足資金を自動入金(スイープ)することで「自動引落」による取引が発生する。これが1件にカウントされるとともに、楽天ポイント付与の対象となる。
積立注文の積立設定。引落では一番上の証券口座を選択する。
一番下の楽天銀行口座にすると自動引落が発生しないので注意。また、証券口座にはお金を入れず、自動入出金(スイープ)も楽天証券側を0円にしておく。
証券口座にお金がある場合はもちろん、ここを0円にしないと、自動入金後に設定金額分が残ってしまい、次回からこのお金で購入されてまうからだ。そうなった場合も自動引落が発生せず、取引および楽天ポイントの受け取りができない。
加えて、この取引はつみたてNISAの「毎日」積立で「自動化」ができる。毎営業日100円ずつから取引手数料無料で月に20件以上勝手に積み立ててくれる。投資信託の購入は営業日にのみ行われているため1ヶ月20件程度となる。これだけで楽天銀行のステージもVIPになる。また、VIP以上なら取引1件あたり楽天ポイントも3ポイント、20件なら60ポイントをもらうことができる。
ちなみに、楽天証券でつみたてNISA「ではない」投資信託の積立注文(自動購入)では月1回の購入しかできない。楽天証券の取引だけでスーパーVIPになりたいなら30件の積み立て商品を登録するか、手動で購入しなければならない。
>>> 【取引ごとに楽天ポイントが貯まる】楽天証券【楽天銀行との連携で更に便利】
楽天銀行と楽天証券はセットで口座開設をしても良いだろう。
普通預金の金利が0.1%になる
楽天銀行では楽天証券と楽天銀行をつなぐ「マネーブリッジ」を利用すると、定期預金並みに高い金利を得ることができるようになる。
楽天銀行・普通預金金利(マネーブリッジ設定後):0.10%(2019年4月2日現在)
全く増えないと言われている日本の銀行でも、楽天証券とつなげると、普通預金でも0.1%まで増やすことができる(www.rakuten-bank.co.jpより)。
金利0.1%なら、今まで感じたことが無いであろう金利の実感もできるはずだ。
楽天銀行は楽天証券だけでなく、楽天カードとの併用によっても多くのメリットを享受することができる。楽天銀行の賢い使い方については下記記事を参考に。
投資信託なら楽天証券で買うべき理由
投資信託は銀行や証券会社の店舗でも購入することができる。しかし、店舗での購入は高い手数料が上乗せされる。そのため購入費用を安く抑えたいならネット証券で買うべきだ。
ネット証券に絞っても楽天証券、SBI証券、マネックス証券などおすすめは複数ある。手数料の安さだけで証券会社は1つに絞るのは難しい。取扱投資信託、手数料以外のサービス、キャッシュバックが選ぶ際の大きなポイントになるだろう。
上でも述べたように、楽天証券では
1.楽天スーパーポイントによる投資信託の購入
2.楽天カード(クレジットカード)による投資信託の購入と楽天ポイントの還元
の他
3.楽天銀行との連携により参加できるハッピープログラム
でも銀行手数料無料や楽天ポイントを得ることができる。
加えて、
4.楽天市場でのショッピングにおける還元率が+1%
5.保有する投資信託の残高に応じたポイント付与
といった特典もある。
楽天市場でのショッピングにおける還元率が+1%
楽天証券で月1回500円以上の「ポイント投資」を行うと「楽天市場でのショッピング」における還元率が+1%になる。
楽天のサービスとしては「楽天銀行」や「楽天証券」、「楽天カード」といった金融系のサービス。格安SIMの「楽天モバイル 」、電力サービスを提供する「楽天でんき」まである。生活から娯楽の殆どを楽天で済ましている人もすでにいるだろう。
これらサービスを利用すると、楽天における消費の還元率が増えていく。
上記サービスを楽天にするだけで計9%も還元率が増える(event.rakuten.co.jpより)。元の1%と合わせれば10%の還元を受けることができる。
楽天証券を利用するなら、楽天銀行や楽天カードへの加入も積極的に検討すべきだ。
楽天市場でのショッピングや楽天サービスを積極的に利用すれば、楽天経済圏での恩恵により、生活も以前より豊かになる。こうした楽天経済圏で生活し、豊かになりたい人は下記記事を参考に。
保有する投資信託の残高に応じたポイント付与
楽天証券では楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」および、「楽天銀行ハッピープログラム」に登録することで、投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイントもらえるプログラムも提供されている(ポイントをためる | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券)より。
1000万円分の投資信託を持っていれば毎月400ポイント貰えることになる。年利にすると0.048%だ。
マネーブリッジおよびハッピープログラムに登録できない人は投資信託資産形成ポイントをもらうことができる。投資信託資産形成ポイントは投資信託の残高が50万円以上で50ポイントから1000ポイントまでもらうことができる。
50万円で50ポイントなので、マネーブリッジおよびハッピープログラムよりも還元率が高くなる。しかし、250万円以上になると、マネーブリッジおよびハッピープログラムの方が還元率は高くなる。
マネーブリッジおよびハッピープログラム:投資信託の残高250万円⇒還元されるポイントは100ポイント
投資信託資産形成ポイント:投資信託の残高250万円⇒還元されるポイントは100ポイント
マネーブリッジおよびハッピープログラム:投資信託の残高260万円⇒還元されるポイントは104ポイント
投資信託資産形成ポイント:投資信託の残高260万円⇒還元されるポイントは100ポイント
ちなみに、マネーブリッジおよびハッピープログラムによるポイントと投資信託資産形成ポイントの両方をもらうことはできない。マネーブリッジおよびハッピープログラムに参加していないなら、自動的に投資信託資産形成ポイントが付与されることになる。
証券会社の中では楽天証券がもっともメリットを受けれるという人は多いだろう。特に投資信託なら楽天証券で買うべきだ。これらメリットを享受したい人は早いうちから楽天証券に口座を開設しよう。
>> 【楽天ポイントがガンガン貯まる】楽天証券の口座開設【生活が豊かになる】
楽天証券への加入を機に、普段のサービスやAmazonでの商品購入を楽天へ移すことも検討してみよう。還元率ではもちろん、値段面で見ても楽天はAmazonよりもオトクなことが多くなっている。