検索エンジンを攻略する。検索エンジンから多数の訪問者を流入させるために重要な基礎知識

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検索エンジンから多数の訪問者をサイトへ流入させるためにもっとも重要なのは、実はサイトのテーマでありキーワードの設定である。

検索エンジンからの流入は機械的で人間性の無いものと考えがちであるが、基本は人間の知りたいという需要で成り立っている。要は、需要がないテーマであれば、いくらSEO対策をしても記事数を増やしても、検索自体がされない以上多数の訪問者を呼び込むことは出来ないのである。

いかに需要のあるテーマを選び、継続して需要に答える良質な記事を投稿できるかという点がもっとも重要なのだ。

 

検索エンジン最適化

ブログ運営で確実にアクセスを増やしていくためには、ブログの軸となるテーマを決めるという事がもっとも大事である。ブログを短期間で成長させる上で、これ以上に重要なことはない。それぐらい今後にも大きな影響を与える事項である。

 

ブログのテーマはあなたが相当な有名人でも無い限り、アクセスや収益の点で大きく差がつく点である。そういった意味ではブログをはじめる前にどのようなテーマで行うか、じっくりと1ヶ月以上考えてもいいかと思う。

テーマ(キーワード)を設定する

例えば、「マクド」という言葉がある。関東では馴染みが無いと思うが、関西ではハンバーガーチェーンのマクドナルドの事をマクドと呼んでいる。

マクドという言葉は関西でしか使われないため、マクドナルドの記事を書いた場合にマクドナルドの文字をマクドで統一したら、関東の人がその記事に検索によって辿り着く可能性は極めて低いだろう。関東では「マクド」の事を「マック」と呼ぶからだ。

 

GoogleAdWordsで「マクド」と「マック」が日本において、1ヶ月間に検索される回数を調べてみると

「マクド」が約27000

「マック」が約301000

(2014年4月30日現在)

と「マック」の方が10倍以上も多い。

この「マック」というキーワードの方が需要があるので、「マック」という文字を使って記事を書くべきだと考えるかもしれない。しかし、実はまだ検討しなければならない事がある。実はマックで検索をかけると、「マックブックプロ」や「マックブック」といったiPhone等を製造するアップルコンピュータのOSを表す「マック」の記事もヒットしてしまうのである。

単一のキーワードで何の脈絡も無く「マック」と言われても、我々人間でさえどちらの「マック」か判断出来ないだろう。Google検索もその点では同じなのだ。

 

では、結局ハンバーガーショップのマクドナルドについての記事を書く場合、どのキーワードが正確にターゲットを集客出来るかと言えば、「マック」でも「マクド」でも無く「マクドナルド」になる。マクドナルドと言えばハンバーガーショップのマクドナルドしかないし、日本全国共通して使われる言葉だからだ。ただ、日本全体ではなく、関西人だけに見てもらいたければ敢えて「マクド」で統一するのも間違いではない。

ちなみに、文章中はこの「マクドナルド」で統一する必要はない。あくまで、題名やカテゴリーなど検索エンジンに触れやすい場所で使えば良く、記事の文章中では、「マクド」や「マック」と混ぜて使用しても特に問題ない。ただ、文章中に「マック」と「マクドナルド」を混ぜる分には良いが、「マクド」と「マック」を混ぜてしまうと統一感が無く、変な印象を与えてしまうだろう。

 

このように題名やカテゴリーで設定するキーワードは毎回GoogleAdWords等で調べるようにして、同じ意味でも、検索する人の意図にもっとも近い言葉を設定する必要がある。マクドナルトの例では「マクドナルド」のキーワードで書くなんて当たり前と思うかもしれないが、自分の常識と世間の常識が大きくかけ離れている事は結構多い。

キーワードの設定は、主観的に判断せす、なるべく客観的に判断すべきなのだ。

 

検索エンジンでサイトの順位を上げる

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検索エンジンのシェア

検索エンジンのシェアについては様々な研究データがあるが、全てで共通していることとして、日本語による検索に限ればGoogleとYahoo!で8~9割以上を占めるという点である。Yahoo!の検索エンジンはGoogleのアルゴリズムを採用しているため、実質Googleと考えても間違いではない。

BingのSEO対策

日本ではこれら検索エンジンに続いてマイクロソフトのBingが次に来る。ただ、検索順位ツールGRCを見る限り、Googleのアルゴリズムに合わせてSEO対策を行えば結局Bingの検索順位も上がってくる。従って、下記でも詳しく説明するが、Googleだけを意識する形でSEO対策をすれば将来的にも問題ないと言える。

将来的にも問題ないと断言できるのは、Googleの検索上位表示のアルゴリズムが普遍的で非常に理にかなったものだからというのが理由だ。

Googleは2つの観点でそのサイトを評価する。一つは外部からの評価、もう一つが内部の評価である。この外部・内部の評価によって、検索結果に表示される順位が変わる。下記でその評価の仕組みについて詳しく解説していきたいと思う。

 

SEO対策。外部からのサイト評価の仕組み

基本的に今では内部の評価を高めるだけでも上位表示が可能になって来ているが、競争率の高いキーワードでは外部の評価で大きく差がつく。外部の評価を高める方法としては、記事を投稿しそれを見た人が自身のサイトで引用するなどして取り上げられるのが一番理想的な形である。

 

この外部評価方式は科学の論文でも同じである。科学論文は引用された回数が多いほど画期的な発見と見なされるため、ノーベル賞の1つの基準にもなっている。

また、権威のある雑誌や科学者に取り上げられればよりその論文の評価は高まる。小保方さんがSTAP細胞の論文を発表したのはネイチャー(Nature)という科学雑誌で、科学の世界ではサイエンスと並んでもっとも権威があり、信用性の高い雑誌の1つであった。

ブログ記事でも、実績のあるサイトに引用されれば、記事の評価、しいては記事を書いたサイトの評価が高まる。この権威ある雑誌や科学者というのは、過去に実績を残してきたサイトに値し、そこで評価される(引用される)ことで自分のサイトの評価も上がる仕組みになっている。

 

この権威というのは同じ専門サイトによる評価が理想的だ。例えば、政治を専門とするコメンテーターAがいたとして、Aがテレビ等で政治に関する発言をすればより信頼されるだろう。そして、このAがより権威があり知名度が高い人であれば、専門外の環境問題に関する発言もその道の専門家より信頼される場合もあるだろう。

ただ、環境問題を専門にしてかつ同じぐらい権威があるBという人がいた場合、環境問題の発言をAとBがしたら、Bの発言が優先されるのは間違いない。なぜなら、Aはいくら権威が合ってもこの分野は専門ではないからだ。

これはサイトにも言えることで、ドメインを取得したばかりで評価の高くないサイトは信用されない。従って、まずはテーマを絞る、要は、専門性の特化したサイトにし、この分野で評価を高める必要がある。専門性に特化して、同じ分野の他のサイトに引用され、それがより権威のあるサイトであればあるほど良い。そうすれば徐々に自身のサイトの権威も上がり、発言の信用性、サイトで言えば、記事が検索上位に表示されることになるというわけだ。

 

このように考えれば、Googleの検索上位表示のアルゴリズムが非常に理にかなったもので普遍的なものであるということも納得できるだろう。また、論文が引用されるという点に着目すれば、引用というのは内容が画期的でなければ評価されない。ブログ記事の場合も画期的とまではいかなくとも、内容が優れていなければ引用されないだろう。

従って、権威のあるサイトからの引用される事を目指すというより、結局オリジナリティの高い良い記事を書くことだけに重点を置けば良いのだ。

 

SEO対策。内部対策

外部での評価が、Googleの検索結果に影響する理由は上記の通りだが、こうした外部の評価よりも重要なのが内部の評価である。

内部評価は

良質なコンテンツを含むサイト
内部の検索性が高いサイト

であればあるほど評価が高まる

良質なコンテンツを含むサイトと評価されるための方法に関してはコンテンツSEOで検索上位への記事も参考に。

今回はもう一つの内部の検索性を高める方法を述べていきたいと思う。

 

ブログにおけるキーワード設定の重要性については上記でもすでに解説しているが、繰り返すと、内部の検索性を高めるためにはキーワードを検索するユーザーにより合った言葉に書き換えた方がよい。また、そのキーワードは題名、カテゴリーに設置されるとより検索結果に表示され易くなる。

これは記事の題名やカテゴリーに含まれるキーワードを高く評価することによって、ユーザーが求めている情報と合致する可能性が高くなるからだ。

 

カテゴリーの場合は、グーグルのスクロールがしやすいように3段階の階層構造に分けるとより検索性が高まる。これはユーザーの視点というよりはGoogleに関連性の認識をしてもらいやすくするための作業になる。カテゴリーページから個別記事へとリンクが張られる事で、関連性がよりGoogleへと伝わる。

 

例えば、自分の場合

・タイ
・–・バンコク
・–・・–・カオサン
・–・・–・タニヤ
・–・・–・ルンピニー
・–・パタヤ

となっており、カテゴリーの最上位が「タイ」、2段目が「バンコク」「パタヤ」、3段目が「カオサン」、「タニヤ」、「ルンピニー」である。上位の方が広い範囲をカバーすることになるので、検索ボリュームが多い方がよい(検索ボリュームはGoogle AdWordsでチェック出来る)。

 

最初に説明したキーワードの設定を含め、内部の検索性を高めるという行為は、これを全く行わなかった場合に比べて大きな差が出る。初めからやっておくだけで、コンテンツが重なれば重なるほど効果が出てくるのだ。

内部リンク

また、過去の記事と関連する記事を新しく書いた場合に、アンカーテキスト付きでリンクを張ってあげることは埋もれた記事という資産を掘り起こすためにも重要である。

この際、「こちら」や「ここ」といった文字にリンクを張ることは好ましくない。題名や題名、カテゴリーに含まれるキーワードを入れた上で、リンクを張るようにしよう。

アンカーテキストによる例:コンテンツSEOで検索上位へ

 

関連の高い記事であればあるほど、埋もれてた記事を再評価してくれるため非常に効果的である。これに関しては内部評価を高めるというよりは、Googleがクロールしにくくなった記事に再度アクセスさせやすくする手法となる。

記事を資産として長く価値を保ちたいのであれば、キーワードに関連性のある記事を定期的に追加してあげる事と、このような内部リンクの構築は必須になる。

 

検索エンジン最適化とは何か?

Googleは検索サービス向上のために、利用者にとって使いやすく目的にあった有益な情報を表示する必要がある。有益な情報という点を重視すれば、画期的でオリジナリティの高い良いコンテンツを提示してあげるのが1つの手だという事も理解できるだろう。

また、小手先のSEO対策が通用しなくなってる現在でも、検索性を高めるという点においてしなければならない事もあるというのは知っておいた方が良い。

 

いずれにしろ、ユーザーにとって有益な情報であり、探しやすいコンテンツを作る事を目指せば、自然と検索エンジン最適化がなされる時代であるということが言える。これはネットというのが世界共通である以上、日本に限らず世界でも言えることだ。

 

SEO対策という言葉にこだわり過ぎて、現状古くなりほとんど意味をなさない対策しか出来ていない人は未だに多い・検索エンジンから多数の訪問者を流入させたいのなら、定期的にユーザー目線に立って、良質なコンテンツの作成というものを考えてみるのも良いだろう。

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