時間は全ての人へ平等に与えられるものである。1日は24時間であり、1年で365日、生きてる間は平等に使う権利を持っている。しかし、1日で稼ぐ金額はそれぞれ違う。もちろん、才能のある人にしかできない仕事はあるし、同じ時間でも処理能力の差で稼げる金額は異なったりする。ただ、お金を稼ぐという点だけで見ても「時間を作る」ことで、今よりもより良く、より余裕のある生活を送れるはずだ。 その結果として、日常における充実感、幸福感にも変化をもたらすだろう。
この記事では理由は問わず、とにかく日常の生活から時間を生み出したいという人へ向けて自分が行った
▶ 時間を作るために行った投資
▶ ライフスタイルの変更
について詳しく紹介していくとともに
▶ 投資やライフスタイルの変更における優先順位
についても述べていきたいと思う。
時間を作るために行った投資
投資とは将来の利益のために「お金を使う」ことを言う。自分が時間を作るために行った投資として、商品・サービスの購入や住む場所の変更がある。
商品・サービスの購入
まず、日常で使い、安値で購入できる商品として電動歯ブラシがある。
電動歯ブラシ
手動で磨くよりも磨く回数が多くなるので、早く、そして綺麗に歯を磨くことができるようになる。
ただし、早さを重視しすぎて力を入れて磨くと、負荷が強くなる分、歯茎を痛めてしまう。力を入れて横へ動かすのではなく、ストロークを短くし、当てながら歯を磨くのがコツとなる。
ドラム式洗濯機
通常、洗濯物は「洗濯機で洗う⇒ハンガーを掛けて干す⇒ハンガーから外してしまう」といった作業が必要になる。しかし、ドラム式洗濯機を使えば、ハンガーを使った途中の作業を無くすことができる。週3、4回洗濯をする人はこれだけでもまとまった時間を作ることができるだろう。
ちなみに、ドラム式洗濯機だと使用する水量が少なくなるため、ドラム式でない洗濯機に比べ、水道代も6、7割まで抑えることができる。
パソコン
パソコンの処理能力が遅いとパフォーマンスが落ちる。また、 パソコンは長年利用すると、パフォーマンスが落ちていく。
パソコンを通して生み出す金額の大きい人は毎年買い換えるといった定期的な支出として費用の確保を行うべきだ。
その他
洗い物が多い家庭なら食器洗浄機も優先順位は高いだろう。
インターネットを仕事で使う場合、速度が遅いとパフォーマンスが落ちてしまう。お金を稼ぐためならパフォーマンスを上げるためのサービスには積極的に申し込みをすべきだ。
また、資金管理がしやすいためマネーフォーワードのプレミアム(月額500円)のサービスも長年利用している。
マネーフォーワードのおかげで、銀行へログインする機会を減らすことができた。
通う場所は徒歩圏内にする
生活における拠点(家)から頻繁に通う場所としては職場やジム、スーパー、コンビニがあげられるかと思う。時間を作るためにもっとも手っ取り早いのが、これらを全て徒歩数分圏内に収めることである。お気に入りのレストランが多いエリアだとなお良い。
会社員や給料収入を得ている人は職場を移動させることが難しい。フリーランスでも無ければ、職場の近くに引っ越す形になるだろう。
時間を作るために行ったライフスタイルの変更
使用する時間はライフスタイルも大きく影響を受ける。
現状多くの人がムダに時間を消費していると思うのは買い物である。また、避けることができない睡眠や食事についても、時間を作るためにはしっかりと考え直す必要がある。
こちらもライフスタイルに合わせ、取り入れやすいものから取り入れてほしいと思う。
買い物はネットを中心に
現在の消費をリアルからネットへ移すことで新たに時間を作り出すことができる。なぜならリアルでの消費は時間も多く消費するからだ。商品を見て選ぶのは安心である一方、わざわざスーパーなどへ移動して探すのは時間を多く消費してしまう。
もちろん、店舗におけるエンターテイメントとしての買い物を否定するわけではない。ただ、定期的に購入している商品、例えば、持ち運びも大変なティッシュやトイレットペーパー、洗剤など、食品、飲み物でも保存がきくものはネットで購入すべきだろう。
また、ネットでの買い物は安値で商品購入ができる上(金銭的コストの削減)、商品を運ぶ労力的コストの削減もできる。ネットによる方法を含む総合的なコスト削減にかんする施策について詳しくは下記記事を参考に。
高齢者の両親を持つ人は、体の負担を減らすために、親にもこうした施策を取り入れるようすすめるべきだ。
睡眠
学生時代から会社員の時は1日8時間以上寝るのはムダだと思っていた。なぜなら、これ以上寝てもパフォーマンスが落ちることはないし、1週間過ごすにも体調の変化はないからだ。さすがに5時間以下ではパフォーマンスが落ちるものの、8時間以上となると、10時間寝ようが12時間寝ようがパフォーマンスに違いは無くなる。「寝だめ」といった土日、祝日、普段よりも長く寝ることは常にムダだと思っていた。
今現在、時間を作ることで生活が豊かになると思う人はパフォーマンスが確保できる時間以上は寝ないようにしよう。
ただ、長い睡眠が必要な人もいるだろう。自分の経験上も、日常に満足していない時ほど睡眠時間を長くしたいと思っていた。ニート時代、フリーター時代は10時間以上寝ても、もったいないと感じることはなかった。
また、女性だと寝れば寝るほど顔の血行が良くなり、化粧ノリが良いという人もいる。従って、個人に合った範囲で最大睡眠時間を決めるべきだ。
活動時間(起床時間)について
睡眠時間と一緒に考えるべきこととして、活動時間(起床時間)がある。自分は起床時間を9時、仕事の始業時間を10時にしている。これは夜遊びやセッ○スで寝るのが3時になっても起床時間の9時まで、6時間も寝ることができるからだ。6時間もあれば次の日もパフォーマンスを落とすこと無く働くことができる。
活動時間をライフスタイルに合わせることは時間自体よりも、日常の活動で余裕を作っているかと思う。
食事
自分の場合、元々料理をすることは嫌いではなかった。しかし、今ではキッチン設備があっても料理をしていない。
朝食と夕食は基本的にプロテインだけで済ませている。夕食時、付き合いがある場合は普通に食事はするが、家で過ごすだけならプロテインだけだ。プロテインで済ませば手間が省けるのはもちろん、食費や体脂肪率が付くのも抑えられるため一石二鳥である。
始業時間が遅いので昼間ではプロテインで十分なのと、昼食はしっかり取って、終業前には軽食も取っている。
このような食生活だと、自然のものを摂取するように言われることもある。自然に近い形で食事を取った方が身体に良いという考え方を持っている人は多い。この考え方自体は否定しない。しかし、科学的な根拠は無いだろうし、体調面で異常がでない限りはこの生活を続けようと思っている。
投資やライフスタイルの変更における優先順位
投資やライフスタイルの変更において、取り入れるべき優先順位の高いものは広い意味でコスパの良くなる施策である。電動歯ブラシやネット中心の買い物へ変えることは多くの人によってコスパを高める施策になるかと思う。
ただ、コストが増えてもパフォーマンスが増えないものほど慎重に検討しなければならない。上の投資で言うと、家賃の高い家へ住んだり、毎月お金がかかるような固定費を増やすことである。いくら使える時間が増えても、その生活が維持できなければ意味がない。職場と自宅、ジムやスーパー、レストランが揃っているといった便利なエリアほど家賃も高くなり、固定費は増える。選択肢が多くとも、東京の場合は平均的に賃料が高く、固定費が跳ね上がってしまう。大阪や福岡といった地方都市に住んでいる人の方が取り入れやすいはずだ。
投資には当然お金がかかる。加えて、他人によって提案されるライフスタイルも合う合わないがある。
最近、YouTube動画を見る際には、1.5倍再生で見るようになった。動画ぐらいゆっくり楽しみたいと言っていた友人にも勧めたところ、すぐに習慣化していた。ただ、全てのことに時間削減を求めるのが良いとは思わない。実際、自分も映画は等倍でしか見ない。エンターテイメントやリラックスのための時間ぐらいゆっくりしたいという人もいるだろう。
上記で紹介した投資やライフスタイルも同様である。投資についてはお金に余裕のある範囲で、ライフスタイルについては合う合わないも見ながら検討してほしいと思う。