第65話
ま~いどっ、
家系ラーメンマンです🍜
「世の人は我を何とも言わば言え我がなす事は我のみぞ知る」
とは、幕末好きな方ならご存知、坂本龍馬の有名な句で、京都市伏見区の寺田屋の庭にも掲げられています。
そして、今回ご紹介いたしますのは、横浜市港南区にある「ラーメン寺田家」、京都の寺田屋とは似て非なるもの、特につながりはありません・・・
ラーメン寺田家
寺田家はJR京浜東北根岸線「港南台駅」から徒歩で7分程度の場所にあります。
先日の十五家に続いて港南台巡り、駅からの徒歩ルートはこんな感じで、行きはずっと下り坂になっていて楽ちんですが、帰りは逆に上り道で息が切れます。
寺田家の外観、白い外壁に赤い文字が何となく中華料理屋さんぽい。
ラーメンを食べていても伏見奉行が御用改めにやってくることはないので安心してください、ここは伏見ではないですし、そもそも店名が違います。
入り口には「ラーメン」と書かれた暖簾がかけられている、夕食には少し早い時間ですが、結構お客さん入ってます。
寺田家の店内
引き戸をガラガラと開けて店内に入ると、すぐ右手に券売機がお出迎え、客席はL字型のカウンター席のみで、カウンター内側に厨房があります。
厨房では寸胴がもくもくと湯気を上げていて、寒い季節にこの光景は心も体も温まりますね。
今日は風邪の予防もかねて、
青ネギラーメン(並) 800円
チャーシュー増 200円
をいただきましょう!
好みは普通で。
カウンターの卓上はこんな感じで、無難な品揃え、豆板醤とにんにくの瓶に刺さってるなが~いスプーンはラーメンショップでよく見るやつだなぁ。
食後は丼を高台に上げましょう。
寺田家のラーメン
厨房内のチャーシューの塊や、ざるにこんもり盛られた青ネギをお腹を鳴らしながら眺めていると、やってきました!!
名物、青ネギラーメン。
ざく切りの青ネギがバサッと盛られ、その上に脂身の福耳付きチャーシュー、なかなかインパクトのあるルックスをしておられます。
家系ラーメン緑化計画もしくは、丼の里山保全計画実施中と言ってもいい緑豊かで目にやさしい一杯です。
具はチャーシュー、のり、ほうれん草、青ネギたくさん、薬味ネギ少々。
スープは家系の標準的な色合い、鶏油の玉がぽつぽつと浮いて、いいですねぇ~!
ネギ、ネギ、ネギ・・・・
豚がネギをしょってやってきました。
それでは、いっただきま~す!!
まずは麺から、こしのある中太麺で、茹で加減はほんのり固め、もちもちではないけど、これはこれで喉越しがよくていいですね。
麺箱には寺田家としか書いてないので製麺所は不明です。
スープは攻撃的な醤油の塩気、出汁の旨味もいい感じ!
結構しょっぱめの味付けで、これだけどっさりとネギを入れても負けてません。
チャーシューは小ぶりの物が6枚、このタイプのチャーシューは一度スープに浸して、あたたまった脂身が半透明になってきたところが食べごろです。
スープに浸かって油をよ~く吸ったネギ、じゃくじゃくとした歯ごたえと香りが最高です。
すくってもすくっても次から次へと湧いて出てきますよ!
終盤はネギの楽園と化した豚骨醤油スープをググっと飲み干してフィニッシュです。
これはあったまるわ~!
サクっと観られる動画もどうぞ!!
まとめ
寺田家の青ネギラーメンは、ざく切り青ネギが山のように盛られたインパクトのあるもので、その青ネギに負けじとスープの塩気が強めに主張してきて、癖になる一杯です。
青ネギラーメンの他にも、磯の香り漂う真っ黒な岩のりが盛られた「岩のりラーメン」もお勧めですよ。
本日もごちそうさまでした!!
最後までお読みいただき、
ありがとうございます!!
ご意見、ご感想などお気軽にコメントして行って下さい!!
店舗情報
寺田家
営業時間:11:00~24:00
定休日:無休
場所:神奈川県横浜市港南区港南台1-1-36
JR根岸線「港南台駅」から徒歩7分ほど
駐車場:お店の横にあり
※店休日、営業時間は変更になる場合がありますので事前に店舗にご確認願います。