DeNA・筒香嘉智外野手(28)がポスティングシステム(入札制度)でメジャー挑戦を目指す中、獲得候補の本命と伝えられるブルージェイズがゴーサインを出す場合、一長一短があるかもしれない。28日の米スポーツサイト、ジ・アスレチックが報じた。
プラス面として、今季の打球初速の平均92マイル(約148キロ)は「大リーグでもトップ30に入る」と指摘。「生来のパワーは魅力的で、多少(予測できない)ジョーカー的な要素はあるが、手を挙げる球団には困らないだろう」と評し、さらに「性格も外交的かつ積極的と伝えられ、熱心な練習態度も再建途上のチーム(Bジェイズ)にとっては有益だ」と分析した。
一方で、第一のマイナス面に挙げられたのは守備だ。右翼と左翼に加え、一塁と三塁もこなせるユーティリティーだが「どの守備位置に就いたとしても、守備面でプラスになる存在だとは目されていない」。さらに、大リーグでは珍しくない150キロ台中盤の剛速球に適応できるかも疑問点だとした。
また、移籍先としてはBジェイズ以外にもブルワーズが有力候補だとし、他にもマリナーズ、ナショナルズ、ホワイトソックスまたはエンゼルスにフィットする可能性があると報じた。