沈黙ニューオータニと安倍首相を結ぶ「神」つながりの奇縁
桜を見る会の「前夜祭」を巡る「1人5000円の会費は安すぎる」との疑惑に、安倍首相はあり得ない弁明でスットボケ。会場のホテルニューオータニの最低料金は1人1万1000円。差額分を補填したなら、違法な企業献金の疑いもあるのに、ニューオータニ側は沈黙を守ったままだ。なぜ、多くを語らないのか。安倍首相とニューオータニとの奇縁を物語る“神がかった”領収書を日刊ゲンダイはとうの昔に入手済みだ。
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「ダメだ。あの水じゃなくちゃ、ぜったいダメなんだ」
第1次政権時代、安倍首相は「神」の文字の記されたペットボトルの水を切らしたスタッフをそう怒鳴りつけたと、かつて週刊文春が報じた。
安倍首相がこだわる水の名は「神立の水」。〈老化防止だけでなく、延命効果もある〉などの触れ込みで、3年前まで東京・西五反田の「光ジャパン」なる会社が販売していた。安倍首相はこの水の広告塔を務めていた時代もある。