約1万4千人。2020年東京五輪・パラリンピックで1都3県を守るのに必要な警備員の人数だ。セコムや綜合警備保障(ALSOK)など警備各社は全国から警備員を集める考えだが、その副作用が広がってきている。警備員不足で地方の花火大会は中止が相次ぎ、建築・土木工事に遅れが生じる恐れもある。華やぐ五輪のイベントが皮肉にも、働き手不足という日本経済の重い課題を浮き彫りにした格好だ。
■経済効果が大きいのに…
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2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場で、開閉会式などを行う新国立競技場(東京都新宿区)が30日、3年に及ぶ工期を経て完成する。国産の木材をふんだんに使ったスタジアムの最大の特徴は「風」。日
札幌市での開催が決まった2020年東京五輪のマラソンを巡り、大会組織委員会は28日、29日に予定されていた日程やコースを検討するための実務者会議を延期することを明らかにした。直前での延期について、組