私は2009年にレーシック手術を受けました。
当時レーシック手術の認知度が高まりだした頃で、「興味はあるけど10年後、20年後にどんな後遺症があるかわからないから心配」という人が多かった記憶があります。
私はそれでもメリットの方が大きいと思いレーシックをしました。そして現在2019年が当時言われていた『どうなっているかわからない10年後』なのですが、果たして目はどうなったのでしょうか?
結論から言うと両目とも視力は『1.5』をキープしており、個人的にはレーシックをやって良かったと心から思っています。ただ少しだけ後遺症的なものもあるので、それらをご説明します。
レーシックに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
- 2009年ごろのレーシック手術についての認識
- レーシック手術をした理由
- レーシック手術で気を付けたこと
- レーシック手術から10年後の状態
- レーシック手術後に感じているメリット
- レーシック手術後に起きたデメリット
- レーシック難民について
- 次は20年後
2009年ごろのレーシック手術についての認識
Googleトレンドで見ると、2007年の末ごろからレーシックの認知度が高まりだし、2009年ごろに最初のピーク(ブーム?)を迎えています。
この頃しきりに耳にしたのが『レーシックを受けて10年や20年経過している人がまだいないから、実際に10年後、20年後にどうなっているかわからない』という説でした。
Googleトレンド『レーシック』
レーシック手術をした理由
当時私はソフトコンタクトレンズを使っていましたが、パソコンで細かい作業をする仕事だったこともあり非常にドライアイに悩まされていました。
眼科によると私は眼球のカーブが大きい(鋭角な)ため市販のコンタクトだと隙間ができやすく、余計に目が乾燥しやすいそうです。
またそのせいで、小さな埃が少し入るだけでも異常に目がゴロゴロしていました。
さらに慢性的な眼精疲労、そこから来る肩こり、首のこり、頭痛がどんどん悪化していきました。そしてある日の仕事中、これまでに無いほどの酷い頭痛が起き、ついには座ってさえいられなくなりました。
おそらく眼精疲労と座りっぱなしの姿勢により首の血管が収縮し、それによって頭痛が起きたのだと思いますが、あそこまでの痛みは初めてでした。
このことがあって本気でコンタクトを止めようと思い立ち、どうせならば眼鏡ではなくレーシックしようと考えたのでした。
レーシック手術で気を付けたこと
ただし大事な目のことなので、やるにしてもちゃんとした病院で受けようと思いました。
当時ネット上には「レーシックに失敗した」「視力が低下した」などの投稿がすでにありましたが、詳しく見ていると失敗している人には同じような傾向がありました。
- 値段の安さに釣られてレーシック手術の経験が少ない病院を選んだ
- 値段の安いコース(古い手術マシン)を選んだ
- 手術後のケアをちゃんとしなかった
ということで当時、施術数ナンバーワンで、大阪にも病院があって、最新のマシンがある、という品川近視クリニックを選びました。
最新マシンと型落ちマシンの違いはレーザー径の大きさで、最新型の方がより小さく切開できるためリスクが少ないのです。今はさらに技術が発展していることでしょう。
料金差は5万円くらいですが、さすがに一生使う目のことなのでここで5万をケチる選択肢はありませんでした。
レーシック手術から10年後の状態
最初に書いた通り現在も両目とも視力『1.5』を保っています!
これは証拠の、今年の健康診断の結果です。
ただ会社の健康診断だと1.5までしか測らないので、実際にはもう少しある気がしています。1.5のランドルト環がけっこう余裕で見えるので(^ム^)
レーシック手術後に感じているメリット
もちろん視力回復が最大のメリットですが、実はコンタクトから解放されたことの方が大きいかもしれません。
細かく挙げると、コンタクトと比べて以下のようなメリットがあります。
- 朝の忙しい時間にコンタクトを着けなくていい
- 夜コンタクトを外したり洗浄液に漬けなくていい
- 昼寝や寝落ちを気にしなくていい
- うっかりコンタクトを外し忘れて寝た後の乾燥がない
- 気軽にちょっとした外出をしやすくなった
- 目が疲れにくい
- 目が乾燥しにくい
- 目薬を差さなくてもいい
- 目がゴロゴロしない
- 裸眼でバイクや車を運転できる
- 裸眼で星が見える
- コンタクト代、洗浄液代、目薬代の節約
- 長時間コンタクトを着けている時の心理的な負担がない
- 眼球が傷付かない
- 眼球が傷付くかもという心理的な負担がない
- 眼精疲労からくる肩こり、首のこりがマシになった
- 眼精疲労からくる頭痛がほぼ無くなった
レーシック手術後に起きたデメリット
ただしメリットばかりではなく、いくつかのデメリット・後遺症もあります。
『ハロ・グレア現象(ハロー現象、グレア現象)』はレーシック手術を受けた後に発生しやすい現象ですが、私にも発生しました。
ハロー現象は、光源のまわりに光のにじみのようなものが見える現象を指し、グレア現象は光源が通常以上に眩しく映る現象を指す。特に夜間や暗所で光を見た際に極端に生じやすいとされる。
レーシック直後は夜に街灯などを見ると光の輪が滲んで見えていましたが、いつの間にか治まっていました。
ただ完全に元通りではなく今でも夜は光が拡散した感じに見えます。対向車のライトなどは少し見づらいものの、日常生活では特に意識していません。
逆にそのおかげで夜景や星がキレイに見えるというメリットもあります笑
あと夏などは日差しが以前よりも眩しく感じます。これも運転中はサングラスをかけるのであまり気にならないです。曇りの日なども少し眩しい時があります。
その他だと、目をゴシゴシこすったりしないように気を付けたりはしています。
レーシック難民について
2011年~2013年ごろには『レーシック難民』と言う言葉をよく聞きました。
これはレーシック手術に失敗して日常生活に支障があるほどの後遺症が残った人たちらしいのですが、個人的には2009年前後のブームの時に適当な病院で手術したり、術後のケアをしっかりしていなかったことが原因なのでは…と考えています。
ただ、もしかしたら私と同程度のハロ・グレア現象でも神経質な人だと違和感が気になるかもしれません。
私はもともと左右の視力が違っていたため、コンタクト時代は常に見え方に違和感がありましたが、そういう感じなのかも。
Googleトレンドを見ると現在はレーシック難民についての話題は減っているので、ごく一部の人たちだけに問題が起きていた可能性もあります。
Googleトレンド『レーシック難民』
次は20年後
以上、レーシック手術を受けて10年後の状況でした!『どうなっているかわからない10年後』については、私の場合はひとまず無事でした。
次回は手術から20年後にどうなっているか、またブログに書きたいと思います(^ム^)
このブログでは夫婦と2匹の猫の日々のあれこれを書き綴っています。
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