忘れっぽい性格でも必要なことをいつでも思い出せる!山口真由「誰でもできるストーリー式記憶法」【書評】

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仕事や私生活では、毎日たくさんのことを経験したり見たり聞いたりしていますよね。

その中から、必要なことを思い出す作業、パッとできていますか?

つい、「あれれ?」となってしまうことはありませんか?




忘れてしまったこと自体を忘れてしまうこともあったり…。

特に仕事の場や、人との関わり合いの中では忘れてはいけないこと・ものなども多いと思います。

例えば、仕事で関わる人の名前など、簡単だけど絶対に忘れてはいけないプロフィールとか。

友人と何度も話題に出ていることとか(何度も話題に出ているはずなのに覚えられないってこと、ありませんか?友人の出身地とか。何度も聞き直すのも悪いと思ってしまう…)。



たくさんの情報をすべて記憶するのは難しいけれど、何かの拍子にポンと思い出せるようになると、会話もスムーズに進むし、何より自分が気持ちいいんですよね。


そこで今回この記事では、KADOKAWA 山口真由「誰でもできるストーリー式記憶法」(2014年)を参考にして、日常生活で使える記憶法についてまとめていきたいと思います。

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「忘れっぽくてどうもイカン」と思っている人でも、思い出しやすくなるコツを紹介していきたいと思います。

仕事でもプライベートでも活用できるはずですよ。



ぜひ最後まで記事を読んで、日々の生活に役立ててみてください!

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日常とは異なった「インパクト」で記憶する

つまり、「エピソード記憶」としてインプットするには、出来事になにかインパクトをつけることが重要なのです。

そうすれば、そのインパクトをきっかけにして、エピソード記憶を思い出すことができます。「覚えようとするもの」ではないはずの「エピソード記憶」も、「安定的に思い出せるもの」に変えていけるのではないでしょうか。

「誰でもできるストーリー式記憶法」 151ページより引用

本書で使われている「エピソード記憶」とは、例えば「昨日の晩ごはんはカレーだった」など、個人的な体験に基づく記憶のことを指しています。

つまり、引用した文章で言うインパクトを使うなら、こんな具合の掛け合いになるでしょうか。

「昨日の晩ごはんなんだったっけ?」

「そういえば、Mステ見ながら食べたよね」

「あー、そうだそうだ、カレーが辛すぎて牛乳取りに行ってる間にEXILEの出番が来たんだった」

てな感じにエピソードで記憶をどんどん手繰り寄せるような感じですね。

他にも、「初めて」のことはインパクトが強く、記憶に残りやすいものです。

日常の「標準」規則性を見つける

ポイント④で述べたとおり、日常にインパクトを付けるためには、まず、日常において一定の規則性を見いだし、これを「標準」として明確に意識する必要があります。

これにより、「標準」からずれた場合には自然とインパクトが与えられるのです。

次に、ポイント④で述べた、感情によるインパクト付けを取り入れます。

「誰でもできるストーリー式記憶法」 152ページより引用
ポイント④というのは、本書の中で「インパクトのあるエピソード記憶は覚えやすい」ということを説明してくれている部分です。

例えば日常の「標準」とは、毎日朝ごはんが7時、お昼ごはんが13時、夜ごはんが20時、のように規則性のあるものです。

その標準と異なるものに「感情」のインパクト付けをするのは、例えば「仕事が忙しくてお昼ごはんを食べるのが15時になっちゃった(お腹空いた!疲れたー!)」などです。

お昼ごはんの時間が遅くなった「標準と異なる」事実と、そのときの「お腹空いた、疲れた」感情で、記憶に残りやすくなるんですね。

記憶の「トリガー」

記憶のトリガーとなるインパクトは、自分の目印にさえなれば、どんなことでも構いません。

逆に言えば、インパクトをつけるための「標準」は、時間を基準にしたものでも、空間を基準にしたものでも、動作を基準にしたものでもなんでもよいのです。

自分の過ごした時間、自分のいた場所、自分のしていたことなど、自分の中の「標準」、つまり、「自分基準」が、記憶を喚起する重要な手がかりとなります。

「誰でもできるストーリー式記憶法」 156ページより引用

例えばユーチューバーだったら、「企画を練る」「動画を撮影する」「動画を編集する」など仕事の作業がある程度決まっていますよね。

その作業にも、ある程度決まった流れがあります。

友人からの電話がいつあったか、話の流れや内容なども思い出そうとしたときに、

「そういえば、企画の案が行き詰っていた時にちょうどかかってきたんだった」

「電話しながらアイデアが浮かんだんだった」

など、自分のしていた作業が記憶のトリガーとなって、どんどん思い出せるようになるかもしれません。

記憶喚起のための「フック」(手がかり)

「エピソード記憶」をずっと覚えておく場合には、インパクトのような記憶喚起のためのフック(手がかり)が必要です。

「誰でもできるストーリー式記憶法」 161ページより引用

記憶を思い出すには、短い単語でも「フック」(手がかり)として有効です。

例えば「スカイツリー 山口さん オムライス」と日記に書いておくだけでも、

「そうそう、この日は山口さんと一緒にスカイツリーに行って…」

「ランチはオムライスを食べたんだった、美味しかったな~」

という具合に、記憶がよみがえってきますよ。

日記に単語だけでも記しておくのがオススメです♪

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おわりに

いかがでしたか?

自分の生活の「標準」と異なるものを見つけ、「感情」をつけることで日常の雑多なことの中から、必要なことを覚えていつでも取り出せるようになることについて紹介しました。

ぜひ活用してみてくださいね。

私自身、この記憶法を使うことで、時間の有効活用にもなっている気がします。

何気ない生活を、無駄にしないように注意を払いながら暮らせるようになりました。

普段の生活に役立つこと間違いなし!

今回この記事で紹介した本はこちら。

KADOKAWA 山口真由「誰でもできるストーリー式記憶法」(2014年)

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こたくんファミリー
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最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人は・・・
こたママ

30歳、ブログ運営で収入を得たい!専業主婦です。

お花が咲いたま♪埼玉県に同学年29歳の夫と、9歳の愛犬と一緒に住んでいます。
現在結婚1年目、大好きな夫と甘えんぼの愛犬と少しも離れずに生活したくてブログ運営をはじめました。
外で雇われずに2人と1匹、生活できるかな?

何度も同じ本を繰り返し読む読書が大好きです。
犬の鳴き声「わん」と私がブログを書く原動力となっている本(BOOK)を組み合わせて「わんブック」と名付けました。
共立女子短期大学卒業。

軽度うつを経験し文章から離れていた時期もありましたが、やっぱり文章を読むのも書くのも好きで、ブログ運営を毎日楽しんでいます。

2019年6月 わんブック運営開始

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