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 菅義偉官房長官は28日午後の記者会見で、国の税金を使って首相が主催する「桜を見る会」をめぐり、反社会的勢力とみられる人物が参加していたと指摘を受けていることや、招待者名簿の廃棄などについて改めて説明した。主な内容は次の通り。

 ――長官は28日午前の会見で招待者名簿の電子データは「復元できない」と説明した。理由は技術的なものか、ルール上か。

 「決められたルールと手続きに沿って保存期間1年未満の文書とされている。技術的なことは承知していないが、事務方からできないと聞いている」

 ――ルール上の運用で復元できないという理解でいいか。

 「技術的な詳細は聞いていないが、できないということを聞いている」

 ――電子データは通常どのような形で保管されているのか。

 「詳細は事務方に聞いてほしいが、通常はサーバーなどに保存されているんじゃないか」

 ――招待者の受け付けには番号の区分があった。過去の資料では(オーナー商法を展開し、特定商取引法違反容疑で今年、家宅捜索を受けた「ジャパンライフ」元会長が)、首相や長官の推薦(の区分)となっていた。現時点で情報を保有していないとの説明があったが、区分について現在も確認しようがないのか。

 「ご指摘の番号は、招待状の発送を効率的に行うために付しているもの。会の終了をもって使用目的を終えることから、現時点ではこの情報を保有しておらず、お答えできない」

 ――会は毎年開かれているが、…

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