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鬼才デヴィッド・ボウイの本棚、覗いてみませんか?

Bowie’s Bookshelf

2019年11月27日(水)18時00分
ニューズウィーク日本版編集部

デヴィッド・ボウイが最も影響を受けた100冊とは ILLUSTRATION BY ALEX FINE

<音楽界きっての読書家だった亡きスーパースター。彼が愛した本から創造の秘密を解き明かす>

デヴィッド・ボウイは希代のミュージシャンだった。そのきらびやかなスタイル、その胸を打つ楽曲、そしてカメレオンのように変化する芸術性。1960年代にデビューして2016年に69歳で死去するまでに売ったアルバムとシングルは合わせて1億4000万枚。とんでもない大スターだが、一方で音楽界きっての読書家でもあった。

2013年にロンドンのビクトリア&アルバート美術館で回顧展が開かれたとき、ボウイは自分が「最も影響を受けた本100冊」のリストを寄せた。これに注目したのが、イギリスの音楽評論家ジョン・オコネル。選ばれた100冊と彼の楽曲の関係性を解き明かし、このたび『ボウイの本棚/デヴィット・ボウイの人生を変えた100冊』として出版した(ギャラリー・ブックス刊)。

このリストはきっとボウイを理解する糸口になると確信した」と、オコネルは言う。

「幼少期から少年時代、薬物漬けのスーパースター時代から晩年まで、彼の人生全てをたどれる」。以下は同書からえりすぐった5冊だ。

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