こんにちはvisita運営局の鈴木です。
皆さん最近テレビって見てますか?
就活が忙しくなってきて見る暇がない人も多いかと思います。
私は主にスポーツを見るときに見てますね。
最近はAppleTVなどで、テレビをネットに繋いで楽しむことも増えてますね。
今回はそんな僕たちの生活に欠かせないテレビメーカー業界についてまとめてみました!
市場規模
まずは市場規模から見ていきましょう。
2017年時点でのテレビの市場規模は以下の通りです。
国内と世界とで多く差が開いていますね。
市場規模の伸び率ですが、日本経済新聞によると、2.9%
冷蔵庫や洗濯機が同じような伸び率なので、世界的に家電の伸び率は変化はないのでしょう。
世界的にもテレビは成熟期を迎えているようです。僕もテレビが今後進化するとしても画質ぐらいなのかなって思っています。
テレビメーカー業界のトップ企業とは?
テレビ業界のトップはどこなのでしょうか。
留学中に感じたのですが、日本と世界とではテレビのシェアはだいぶ異なるようです。
国内
1位 シャープ(日本)31.6%
2位 パナソニック(日本)16.8%
3位 ソニー(日本)15.8%
4位 東芝(日本)12.8%
5位 ハイセンス(中国)10.6%
(参照:https://www.bcnretail.com/market/detail/20190106_98910.html)
国内と世界でこんなに違うんですね。
僕が留学しているときに、日本のテレビを見た記憶はあまりないですね。
世界では韓国上位2社を中国企業が猛追しているようです。
一時はトップだった日本企業は、テレビへの過剰投資等で衰退してものの、近年は高価格帯テレビに特化することで回復しているようです。
テレビメーカー業界の企業
それでは代表的な企業を見てきましょう。
サムスン電子
テレビ業界世界トップシェアの企業です。日本での売り上げは政治などの要因があって、不調なようですが世界では大人気。ブランド世界的な販売力と低価格が強み。
LG電子
一位のサムスンを追いかける同じく韓国発の企業。新興国に強い企業なようです。有機ELテレビの先駆者です。
TCL集団
ネット販売に特化している中国企業です 。北米や欧州に販売網を有しています。
2019年8月に日本への参入を表明しています。
ハイセンス
東芝からテレビ事業を買収したことで話題になりました。
価格が安価であるため、日本国内で売り上げが伸びています。
続いて日本企業を見ていきましょう。
ソニー
14年7月にテレビ事業を分社化しています。一時期はテレビ事業で低迷していましたが、高価格帯に特化し利益を改善しています。
パナソニック
有名なのは”VIERA”
15年度にテレビ事業は高付加価値化で黒字化を達成しているようです。しかし、テレビパネルの生産からは撤退しています。
東芝
有名なのは“REGZA”
18年にテレビ事業からは撤退し、テレビ子会社株の95%をハイセンスに売却しています。売却してからもREGZAの名前で販売されています。
シャープ
有名なのは”AQUOS”
台湾の企業の傘下に入ったときに話題になりましたね。8Kテレビに注力。
ポイント
- テレビ業界は成熟期
4K、8Kの放送は開始されたが、影響はイマイチ。
- 日本企業は苦戦中
世界では韓国トップ2企業を安さを武器に、中国企業が追い上げています。
日本企業は、高価格路線で回復を図っています。また、電子情報技術産業協会の調査では、2018年は50型以上の売り上げが出荷の割合の23%を占めているようです。薄型テレビの大型が進んでいます。
おわりに
いかかでしょうか。
韓国中国企業の台頭によって苦戦を強いられている日本企業。
テクノロジーの技術革新が起こる中で、巻き返しはあるのでしょうか。
あるいは、このレッドオーシャンを抜け出し、別の商品にシフトしていくのかもしれません。
就活においては、現状取り扱っている製品だけではなく、業界の未来を自分なりに予想しながら業界研究をしていきましょう!