最近になって、やっと婚活中のことを静かに振り返ることができるようになりました。それと同時に、婚活中にずっと人知れず悩んで苦しんでいたものの正体が見えてきた気がしました。今回は、そんなお話です。
これまでのお話
今夏、入籍しました。婚活のことは、すでにまるっと黒歴史です。
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表面の意識にあるものと、心にあるものとの食い違い
2017年の春から始めた婚活でしたが、そのあいだずっと、自分の中のモヤモヤと戦い続けていました。
自由と独りを愛し、勝手気ままにおひとりさまでどこにでも行って楽しめる…それが自分らしさだと思っていたのに、なぜそれと相反するような「結婚」を求めてしまうのだろう、と。
世間体? そんなものはとうの昔に捨てたはず。
将来への不安? そんなもの抱くほど、人生に期待なんてしてなかった。
じゃあ、なぜ? こんなにも相反する自分自身を気持ち悪く思いながら、なぜ私は、「結婚」「家庭」というものを求め続けてしまうんだろう?
その答えが、もしかしたら、4コマで描いたようなことなのかなと最近思うようになりました。
自分でも見えなくなるほど奥の方に隠したさみしがりな私が、「さみしい」と声を上げ続けていて、だから婚活を続けていたのかな、と。
そして、その声を拾ってくれたのが、今の夫だったのかなとも思っています。
そう思うと、黒歴史でしかない婚活にも意味があったと思えるし、自分に対する気持ちの悪さから周囲に対してもずっとイライラし続けていたあの頃の自分も、許す…というと少しおかしい気もするけれど、なんとなく認めることができるような気がしています。
こうやって、自分を振り返って、認めて、人は少しずつ丸くなっていくのかもしれませんね。
そうして穏やかになっていく自分も、ゆるやかに受け入れていきたいです。
それでいつか、「自分らしさ」と「心の奥の声」が調和して融け合ったら、もしかしたらその時に、ウツが治るのかもしれないなと思っています。
まあ、焦らず、のんびりと。
【ウツ嫁①】
【ウツ嫁②】
【過去のウツウツ】