1、量をたくさん食べやすくなること。
2、水分をたくさんとれること。
食事の食べ始めにスープを飲むことで、水分で胃が膨らむため、食事の量を少なくしても満足感を得やすくなります。しかも、胃に入ってきた水分は、食欲を増進させるホルモンの分泌を抑えるため、余計な食欲が湧きにくくなるのです。
市販のわかめスープは
塩分高めなのでご注意
ワカメスープは、ワカメをたっぷり食べるほどに効果を発揮します。
2人前でワカメ(塩蔵50グラム、乾燥なら5グラム)を水で戻して一口大にカット。白ネギ2分の1本を斜めせん切り、ショウガ1かけ(約20グラム)をみじん切りにします。
鍋にごま油大さじ2を入れ、熱してからネギとショウガを炒めます。
香りが出てきたらワカメを入れ、緑色になったら水をカップ2杯(400cc)入れて、中華スープのもと(顆粒だし)を大さじ1杯加え、コショウで味つけをしたらできあがり。
ショウガの辛味で塩を加えなくてもおいしくできます。どうしても塩を入れたい場合はちょっぴりで。
というのも、血管の若返りに塩分は大敵だからです。
市販のワカメスープはおいしいですが、塩分高め。お湯を入れる量を増やして薄くしたつもりでも、全部飲んでしまえば、含まれている塩分をすべてとることになります。お湯で薄める場合は、表記の量の1.2倍のお湯を入れ、スープは3分の1残すようにしましょう。
ワカメは味噌汁にしても構いませんが、家庭なら先にお伝えしたワカメの量でつくってください。味噌汁も塩分が多いので、味噌は控えめにしましょう。
外食の味噌汁の場合はワカメの量が少なすぎです。インスタントもワカメの量が少ないうえに塩分オーバー。
ショウガやコショウの辛味で少なめの塩分でもおいしくできますので、ぜひご自分でつくってみてくださいね。