2019年11月28日 06:00
Twitterがアクティブでないユーザーのアカウントを削除すると表明したことが、ネット上で大きな波紋を呼んでいる。
これはThe Vergeをはじめとする海外メディアが26日に報じたもので、アクティブでないユーザーのアカウントについて、12月11日までにログインを行わないと、順次、削除の対象になるというもの。もともとTwitterは長期間利用しない場合は削除の対象になることが利用規約に記されているが、今回、波紋を呼んでいるのは、対象となる未ログイン期間がわずか6カ月と異常に短いこと。また、現時点では、故人のアカウントなどに対する具体的な救済措置も用意されておらず、高圧的だとしてユーザーの反発を招いているようだ。なお、ネットでは12月11日までに必ずツイートしないとアカウントが削除されると誤解している人も少なからずいるようだが、実際には対象アカウントへのログインを行うだけでアクティブであるとみなされ、当面は対象からは外れるようだ。また、アカウントの削除は数カ月以上かけて行うとされており、少なくとも期限を過ぎた12月12日に、空きアカウントが大量発生するというわけでもなさそうだ。
- Twitter will remove inactive accounts and free up usernames in December(The Verge)
https://www.theverge.com/2019/11/26/20984328/twitter-removing-inactive-accounts-usernames-available-date - 運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー(Twitter)
https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/inactive-twitter-accounts