Ask.fmで話したこと以外で中村プロのやばい話教えてくださいお願いします

やれやれだぜ。話しますか。えーっと、前回までの粗筋は(′A')マンドクセーので以下のリンクを読んで下さい。頭に「http://」を足してね。
ask.fm/LawofGreen/answer/111264484047
まぁ、そんな会社ですから速攻で辞めた訳ですが、辞めた際に、先輩達が、そりゃもう色んな怖い話を聞かせてくれるんですよ。頼んでもいないのに。一番年輩の方は、過去にも一度中村プロを辞めた事があったらしいんですが、その後に「その方の実家の郵便受けの中に犬の糞が入れられてた」とか。また、ある先輩は、俺が在籍した僅か一カ月ですが、その中でも多少の仕事を教えてくれた人なんですけど、その人は、中村プロでは「井上さん」と呼ばれていた方なんですが、中村プロを辞めたあと、その「井上さん」のアパートに動画の仕事を見せて貰いに行った時の事です。「実は、北久保には教えた事はないけど、俺の名前、井上じゃないんだよ」と。「えーっ!ペンネームとかですか?」って聞いたら、そんな話じゃなくて「俺の本名は◯◯っていうんだけど、俺、中村プロにいた時に、社長の命令で、もう業界中の制作会社やスタジオに無言電話や嘘、デタラメのイタズラ電話をかけさせられて。だから、もう本名は名乗れないんだよ」と。何つーか、怖いというか酷いというか惨いというか。で、その「井上さん」が「おまえも気をつけた方がいいぞ」って言われたんですが、まだその時は気づいていなかったんですよ。例のミーティングとか言って中村社長の自室に集められた時に、ブルーの分厚いバインダー(約4〜5cm)三冊にギッシリ詰まった書類の束に。もう勘の良い人は解ったと思いますが、そうです。合わせて約15cmくらいある、まとめてブン殴ったら凶器になりそうなその書類の束は「過去から現在まで、中村プロに就職面接した際の履歴書」なんですよ奥さん。当然、その束の中には俺の履歴書も入っている訳で、蛍。まぁ、当時の俺は全然 ノーガードのまま、三カ月後 ネオメディアにど新人として入れて頂く事になり、毎日 動画が上手く描けなくてヒーヒー言いながら中村プロの事を忘れて仕事をしてたんです。そんなある日の夜の事です。俺の実家に一本の電話がかかってきて、俺の名前を言って呼び出されて、電話に出たんですよ。ちょうどその頃に、TVシリーズの「あしたのジョー2」の放送前のセル画が盗まれる事件が起きた頃の話です。電話に出たら、全然 知らない女性の方が「北久保弘之さんですよね、私達は、学生のアニメのサークルの仲間ですけど、私達の間で「あしたのジョー2」のセル画を盗んだのは、あなただという噂を聞いたんですけど」って。寝耳に水とはこの事です。はぁ↑って感じで「あのー、全く身に憶えが無いですし、そもそも、あなたは何で俺の名前と電話番号を知ってるんですか?」って問いただしても「イヤ、あなたが盗んだのに間違い無い」って何度も何度もしつこく繰り返すので「とにかく俺は知りませんから、俺がセル画を盗んだ証拠があるならば警察に届ければいいでしょう!」って言って電話を切ったんです。その日以降は、数日おきに「あなたが盗んだ」って何度もしつこく電話があり、ようやく「あー、そうか!これが例の「気をつけろ」の意味か!」ってやっと気づきました。で、俺の実家の表に公衆電話があるので、俺の兄貴に「悪いんだけど、次に俺に電話がかかってきたら、表の公衆電話から「この番号に電話をして」。普通に呼び出し音が鳴ったら直ぐに切って。もしも話し中でも直ぐに切って」って頼んでおいたんですよ。で、件の電話がかかってきたので「兄貴、お願い!」って言って。チョッと経って兄貴が戻ってきて「話し中だったぞ」と。勿論、俺が渡した電話番号は「中村プロの番号」です。で「しつこいぞ!」って言って直ぐ電話を切って、今度は俺が速攻で表の公衆電話から中村プロに電話をかけたら、案の定、呼び出し音がしたので直ぐに叩き切った訳ですよ奥さん。まぁ、それを境に数ヶ月〜数年おきに実家にイタズラ電話がかかってくる訳です。俺は家族には「知らない相手が俺を呼んでも直ぐに電話を切ってね」とお願いして、実家を出てスタジオに寝泊まりする様になりました。これで中村プロのアレな話はだいたい半分くらいです。そうです。石田敦子さんの青春漫画「アニメがお仕事!」の元ネタが、実際に身に降りかかったというお話でした。あー、疲れた。

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