音MAD音圧論(前編)
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音MAD音圧論(前編)

2019-03-03 14:33
    Q. これなに?
    A. 音圧音圧って皆言うけど何なんだよ!って方向けの記事です。



    圧ってそもそも何?
    とりあえずまずはこれ読んでください。

     >音MADにおける「音圧」という言葉の意味について:ヽ(o_0)ノ - ブロマガ

    ……上記記事のうち、2つ目と3つ目の意味合いについての補足説明その他諸々を当記事では記します。


    圧(音の迫力)を上げることによるメリットとデメリット
    音が格好良くなります。デメリットはほぼ無し!すごい!
    とは言え、しんみりしたシーンの音MADでパッツパツに加工された台詞を聞かされるとちょっと雰囲気崩れちゃうんで、何事も適材適所で。


    圧(ラウドネス)を上げることによるメリットとデメリット
    今回の記事の本題です。

    音圧を上げると体感上の音量が上がります。
    すなわち、より迫力のある音に聞こえるようになります。


    ……これを読んで、「いや聞いてる側が音量上げたら良いんじゃないの?」って思った方。大正解です。
    あくまで体感上の音量なので全ては聞く側次第です。「うるせぇ!」と思われて音量下げられちゃったら意味ないですよね。


    は、何故音圧(ラウドネス)を上げるのか?
    結論から書くと、「少しでも迫力を感じてもらうため」です。

    仮に、音圧レベル10の「音MAD①」を聞いたあとに音圧レベル100の「音MAD②」を聞くと想定してみましょう。

    まず、音MAD①を再生。これに合わせた音量に視聴者は設定しますよね。
    次に音MAD②を再生。音MAD①に比べて音圧レベルが高いので「音が大きく聴こえる!=なんか音がすごい!」となります。なるはず……。


    ……実際には音作りの影響も大きく出ますが、なんとなく実感として持ってる人もいると思います。


    して音圧戦争へ……
    こういった事象は既に音楽業界で20年以上前に通っています。
    時期的には90年代後半辺りかららしいのですが、やはり上記のような理由で「自分の曲を大きな音で聞いてほしい」という思いから皆が皆音圧を上げ始めてしまいます。

    するとどうなるか。当然ですが皆が音圧を上げるので結果的に音量差がなくなりますソーセージがない!?

    ……いえ、むしろソーセージは創成されます。波形によって。










    過剰な音圧戦争により、音圧は上がったもののダイナミックレンジは失われました。

    ダイナミックレンジとは簡単に言うと「曲全体を通して音量の大きい箇所と小さい箇所の差がどれだけあるか」を示す指標です。

    しかし、音圧を上げるためにはリミッターなどを用いて「音が小さい部分」の音量を持ち上げます。すると当然ですが音量差は失われ平坦な音になってしまいますよね。

    これにより、曲全体の波形が海苔……いや、ソーセージのようになってしまいました。

    この辺りは以下の記事で詳しく解説されてますので、興味のある方は是非。
    ・音圧戦争について|Wired7i|note


    そう、音圧戦争とはソーセージを失った悲しみからタケシが引き起こしてしまった悲劇だったのです。

    どうにかしてソーセージを代用出来るものが無いか……その考えの果てに、音楽の波形を魚の骨のような形からソーセージの形へと変化させることをタケシは思いつきました。

    その結果、タケシは遂に巨万のソーセージを手にすることにしましたが、代償として音楽業界は表現力を失うこととなってしまったのです。



    ⇒音MAD音圧論(後編)

    へ続く?

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