以前はなかなか手の届かなかったAfterEffects(以下AE)ですがCreativeCloudがスタートして、月5000円、学生なら月2000円以下でAdobe系ソフトが使えるようになりました。
おそらく音MADでの映像づくりにおいて現在最も使われているであろうAviUtl拡張編集Plugin(以下AviUtl)。3Dモーショントラッカーやロトブラシなど便利な機能があるAEに移行してみたい、イマイチ分からなくてHDDの肥やしになってる、というような人向けにAviUtlの機能に対応するAEの機能を(一部)書き出してみました。
基本機能編
テキスト(AviUtl)
→テキストレイヤー
[新規]→[テキスト]から。
テキストレイヤーを選択してから文字パネルでフォント・フォントサイズ・字間・線幅(縁取り)などが、段落パネルで揃える方向なんかが設定できる。
図形
→シェイプレイヤー
[コンテンツ]→[追加]で多角形や楕円などのパスを作って→[塗り]で着色できる。
自分でパスを打てたり簡単に角を丸めたり[パスを結合]でブーリアンができたり、できることが多過ぎる。
→平面
[新規]→[平面]から。
AviUtlでの[背景]に相当。
フレームバッファ
プリコンポーズでいいんじゃないでしょうか。
音声波形表示
平面レイヤーにエフェクトの[オーディオウェーブフォーム]または[オーディオスペクトラム]を適用して、オーディオレイヤーを指定。描画系のエフェクトは平面レイヤーにかけるのが多分普通。
シーン
プリコンポーズでいいんじゃないでしょうか。
直前オブジェクト
プリコンポーズでいいんじゃないでしょうか。
パーティクル出力
Particularという有料プラグインがスタンダードらしい。以下は標準エフェクトです。
→CC Particle World
[Particle]→[Particle Type]を[Textured~]にして[Texture]→[Texture Layer]でバラ撒きたいレイヤーを指定するとバラ撒ける。3D。
→CC Particle SystemsⅡ
2D。
→パーティクルプレイグラウンド
??
カスタムオブジェクト編
集中線
フラクタルノイズでバーコードっぽいノイズを作った後極座標で丸めて中心にマスクで穴を開ければできそう。
走査線
平面レイヤーにグリッド(エフェクト)をかけてコンポジションサイズより大きい幅にした後、アンカーポイントをズラして縦線を画面外に追いやる。
カウンター
→タイムコード
[タイムソース]→[カスタム]にした後、要らないところをマスクで切るとAviUtlっぽくなる。
フォントが変えられないみたいなので、自分でエクスプレッションを書くのがよさそう。
レンズフレア
Optical Flaresという有料プラグインが主流らしい。
ティムさんのカスタムフレアスクリプトや93さんのカスタムフレアプリセットを使っているなら標準のレンズフレアはきついと思います。
→レンズフレア
ふつうのレンズフレア。
雲
フラクタルノイズでなんとかなりそう。
星
パーティクルでなんとかなりそう。
雪
パーティクルでなんとかなりそう。
雨
フラクタルノイズかパーティクルでなんとかなりそう。
ランダム小物配置(カメラ制御)
CC Particle Worldでなんとかなりそう。
ライン(移動軌跡)
パーティクルでなんとかなりそう。
扇型
円を作って放射状ワイプ(エフェクト)。
多角形
シェイプレイヤーの多角形の方が楽しい。
周辺ボケ光量
コンポジションをコピーしてボカした後にマスクで中心に穴を開ければできそう。
フレア
Optical Flares
水面
フラクタルノイズでなんとかなりそう。
エフェクト編
色調補正
→輝度&コントラスト
→露出
→色相/彩度
クリッピング
マスクで切ればいいんじゃないでしょうか。
ぼかし
→ブラー(滑らか)
境界ぼかし
透明度の境界をぼかすなら
→ソフトマットを調整 ちょっと重い。
他のやり方としては、[レイヤー]→[オートトレース]でアルファ境界にマスクパスを作って、そこからマスクの境界をぼかしたり、マスクをちょっと削ったりするとAviUtlっぽくなりますがあまり賢い方法でないような気がするので誰か教えてください。動画が長いとトレースに少し時間はかかるけど、ぼかし処理そのものは軽い。
モザイク
→モザイク
タイル風の再現が思うようにできなかったので教えてください。
発光
→グロー(?)
有料プラグインのStarglowが一番近いらしい、というよりStarglowを模したものが発光(らしい)。
ブラーをかけたレイヤーを複製して加算なりスクリーンなりで合成しまくったらなんとかなりそう?
→Keylight
[Screen Colour]でバックの色を選ぶ。
カラーキー
→リニアカラーキー
ルミナンスキー
→ルミナンスキー
ライト
→グロー
シャドー
→ドロップシャドウ
縁取り
→チョーク
チョークは黒のみなので、色の付いた縁が欲しいなら[レイヤースタイル]→[境界線]を、ボカした縁を付けたいならグローで[グロー基準]を[アルファチャンネル]にして[元を合成]を[上]にする。
凸エッジ
→ベベルアルファ
エッジ抽出
→輪郭検出
シャープ
→シャープ
フェード
不透明度にキーフレーム打てばいいんじゃないでしょうか。
ワイプ
→グラデーションワイプ
グラデーション画像は自分で用意して指定する。
斜めクリッピング
マスクでいいんじゃないでしょうか。
放射ブラー
→ブラー(放射状)
[種類]を[ズーム]にする。
→CC Radical Fast Blur
[Type]を[~zoom]にする。
→CC Radical Blur
方向ブラー
→ブラー(方向)
レンズブラー
→ブラー(カメラレンズ)
モーションブラー
モーションブラースイッチをオンにする。
モーションブラーもプレビューしたいならタイムラインの上にある[モーションブラー使用可能]をオンにする。
またコンポジション設定の[高度]タブからモーションブラーの詳細設定ができる。
シャッター角度でブラーの大きさを、シャッターフェーズでブラーの位置を前後させることができる。
基本効果-座標、拡大率、透明度、回転、ローテーション
→トランスフォーム
領域拡張
大きめの新しいコンポジションに入れたらいいんじゃないでしょうか。
振動
位置にwiggle(エクスプレッション)でいいんじゃないでしょうか。
http://www.da-tools.com/AE/exp/jiturei/shake.html
ミラー
→ミラー
ラスター
→波形ワープ
波紋
→波紋
画像ループ
→CC RepeTile
→CC Tiler
極座標変換
→極座標
[変換の種類]を[長方形から極線へ]にすると丸められる。
ディスプレイスメントマップ
ディスプレイスメントマップという名前そのままのエフェクトがあるけどイマイチ再現できるかどうか分からない。回転変形は回転でなんとかなりそう。
ランダムにグニャっとさせたいならタービュレントディスプレイス、局所的に変形させたいならメッシュワープ。
ノイズ
→フラクタルノイズ
複雑なノイズならタービュレントノイズというエフェクトもある。
色ずれ
レイヤーを複製してチャンネルコンバイナーでRGBに分ける。それぞれを少しズラして加算すると色がズレる。
単色化
白黒で着色。微妙に結果が違うから他に賢い方法があるかも。
グラデーション
→グラデーション