ロッテ・石崎剛投手(29)が27日、ZOZOマリンで契約更改。100万円減の1340万円でサインした。来季の背番号は「58」から阪神時代に背負った「30」になることも発表し「すごくモチベーションになる」と笑顔を見せた。
5年目の今季は7月に高野との交換トレードで阪神から移籍。ロッテでは2試合の登板で0勝0敗、防御率9・00だった。
過去には18年には侍ジャパンにも選出された実力の持ち主に対し、松本球団本部長の期待値は高く、「阪神時代に30番をつけていたいい時に戻ってほしい」との理由で今回の背番号の変更に至った。
「サイドとスリークオーターの間」から繰り出す150キロ超の直球が魅力の右腕は「自分は真っすぐで勝負する投手。そこは変えずに今以上の真っすぐを投げ込んでいきたい」と気合をみなぎらせた。昨年6月に右肘を手術し完全復活を目指す来季へ向けオフは昨年と同様、阪神・藤川と合同トレを行う予定。トラの守護神から得るヒントを飛躍につなげ、背番号の数字以上、マウンドに上がる。