東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

京アニ容疑者、全身90%やけど 回復待って逮捕、捜査本格化へ

 アニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、青葉真司容疑者(41)=殺人などの容疑で逮捕状=が、皮下組織まで傷が達する重いやけどを全身の約90%に負っていたことが26日、医療関係者への取材で分かった。初期の治療で他人の皮膚の提供を受ける通常の治療法を採用せず、自己の組織を培養してできた皮膚や人工皮膚だけで救命されたことも判明。専門家は、全身の90%以上にやけどを負った重篤な患者への治療としては過去に例がないとしている。

 一命を取り留めたことで動機の解明が可能となり、京都府警は回復を待って逮捕、本格的な捜査に乗り出す。

(共同)

 解体工事に向けた準備作業が始まった京都アニメーションの第1スタジオ=25日午前、京都市伏見区

 解体工事に向けた準備作業が始まった京都アニメーションの第1スタジオ=25日午前、京都市伏見区
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報