トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】

昨季0勝の男 中日・大野雄が堂々アワーズの舞台「来季もこの舞台に立つ」

2019年11月26日 20時52分

◇26日 NPBアワーズ2019 supported by リポビタンD 

 最優秀防御率のタイトルを獲得した中日の大野雄大。9年目で初めて足を踏み入れたアワーズの舞台は何とも魅力的だった。無安打無得点試合を達成した瞬間の飛び跳ねる映像が流れる中を入場。沢村賞3度の斎藤雅樹さんからトロフィーを手渡され、喜びをかみしめた。

 「プロ生活で1度はタイトルを取りたかったけど、まさか取れるとは思わなかったのですごくうれしいです。テレビで見る世界やったので不思議な感覚ですけど、来られて光栄ですし、また来年も呼ばれるようにしたいと思いました」

 ただ、喜色満面というわけではない。出てきたのは意外な言葉。「うれしいのがほとんどなんですけど、何もできなかったシーズンを経験して怖さを知っているので、やっておかないと怖い。毎年が勝負やなと思いました」と付け加えた。

 脳裏にあるのは0勝3敗、防御率8・56に終わった昨季の記憶だ。きらびやかな世界に触れれば触れるほど、対照的だった1年前の思いがよみがえる。

 

この記事を印刷する

PR情報

中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ