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というわけで、ビンセント・ウォード版「エイリアン3」を訳し終わりました。
これでやっと「エイリアン3」の4つのボツ脚本の和訳が揃いました。
映画版「エイリアン3」があまり好きではない私としてはこの世界観や舞台設定に今ひとつ乗りきれないかなあと思っていたのですが、訳しているうちになかなか面白いなと思うようになりました。リプリーを救おうとするジョンのひたむきさ、リプリーに与えられた赦し、暗闇の中の熾火で始まり終わる構成も非常に良いと思いました。
それだけに「どこのバカが付け足したんだ?」としか思えないラストの観客のセリフにはゲンナリさせられましたが…。
「エイリアン」シリーズは「3」「4」をなかったことにして「2」の後日談を映画化するという話があったり、R.スコットが珍作「プロメテウス」の続編を作るという話(誰か止めてあげたほうがいいのでは…)もあったりで今後も映像化されていきそうですね。「ヒックス伍長が登場するエイリアン2の後日談」なんてまさにギブソン版「3」のボツ脚本的で、ファンの一人として期待したいと思います。
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ホントに最後の観客のセリフで全て台無しですね( i _ i )
でも最後まで一気に読んでしまいました!
今回もお疲れ様です。
また新しい映画のボツ脚本待ってます( ^ω^ )
2015/12/13(日) 午後 5:26 [ お兄 ]
お読みいただきましてありがとうございました。
それまでいい話だっただけに、ホント台なしにしやがってという感じでしたね。
他の和訳も読んでいただいたようでありがとうございます。
またなにか面白いボツ脚本が入ったら和訳させていただきます。
2015/12/13(日) 午後 9:47 [ ヘボ訳者 ]
ウィザードというオーストラリア映画を検索してたら、こちらにたどり着きました。
以前、映画評論家の町山智浩さんが「エイリアン3は最初は宇宙の修道院が舞台だったが刑務所になった」とラジオで話されていて興味があったのですが、こちらで偶然読むことが出来て、長年気になっていた事が一つ解消され、思わず「こちらの脚本で映像化されてたら、どんな感じだったのかな。薔薇の名前とエイリアンをミックスさせた感じだったのかな~」と思いを巡らせました。
楽しい時間を過ごせました。
翻訳ありがとうございます。
2018/2/12(月) 午後 6:34 [ dod**obeb*bedod*do ]
お読みいただいてありがとうございました。
私も町山氏が「あなたの知らない(秘)怪獣百科」という洋泉社のムックに書かれた記事で「エイリアン3」に何本ものボツ脚本があることを知り、それが映画のボツ脚本を探して読むようになったきっかけでした。他のボツ脚本も当ブログにて訳しておりますので、よろしければ読んでみてください。
2018/2/17(土) 午後 8:56 [ ヘボ訳者 ]