『タッチ』の浅倉南ほどイメージと実際の作品が乖離してるヒロインはいなくて、あだち充が本当に描いた南はバリバリのキャリア志向の才女で全然マネージャー向きではない。なんでマネージャーの代名詞みたいになってるかというとみんな学生時代の記憶の女子マネへのステロタイプを南に重ねるからだよ。
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よく引用される「上杉達也は浅倉南を愛しています」って、あれ実は達也が甲子園の開会式をすっぽかして南の体操選手権に駆けつけて愛の告白をする、和也のトラウマから逃れられない南のために甲子園開会式をサボるというクライマックスなんですよね。世の中で思われてる『タッチ』の関係性と全くの逆
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実はあだち充のヒロインというのはぜんぜん男に都合が良くない、完全に男を振り回す自己中心的なヒロインで、前も書いたけど、あだち充ヒロインが主人公の男の子に『大好き(ハート)』みたいなシーンまずないんですよね。「いやーんエッチ」もほぼない。基本みんな超ムリめの女の子なんですよね。
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あだち充先生ってとにかくセリフで説明するという野暮な演出を嫌うので、「甲子園の開会式を捨てて私のために!」みたいなセリフがなく、なんとなく読んでると達也がなんで甲子園の日に新体操大会に出る南の前ににいるのか気がつかないまま読み終わっちゃうんですよね。https://twitter.com/quine10/status/1199346350678110209?s=21 …https://twitter.com/quine10/status/1199346350678110209…
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実は『タッチ』って子供が読んで全部分かるような話では全然ないんですよね。「顔が同じ双子の片方を選び片方を選ばない理由は何か、双子の1人が死んだら残った1人を愛せるのか」という、純文学的に物凄く暗くて不気味な人間のアイデンティティをテーマに描いている。あの美しい絵で深い闇を隠している
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にゃにゃこさんの次は僕が「南ちゃんを探せ」を誤解して記憶していた可能性が出てきました。まことに人間の記憶はあいまいです https://twitter.com/johnpot_b/status/1199408158038323201?s=21 …https://twitter.com/johnpot_b/status/1199408158038323201…
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南ちゃんを探せって女子マネージャーをクローズアップさせるものだったっけ?体育系部活で活躍する女子を紹介するものだったような記憶があるけど記憶違いなのか個人的なバイアスなんかな。
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南ちゃんを探せは、運動部の女子を紹介するコーナーだったと思います。
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あだち充先生は、あまりにもラブコメに順応する器用さがあった故に、かえって評価が難しい作家になってしまった感があります。本人は決してラブコメ一辺倒ではなくて、タッチでも終盤になるとスポ根に寄せてくるし、女性キャラも他と比べると自発性が強いですが、いかんせん女を描く視点がエロすぎる。
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浅倉南のメインイメージがレオタードであることを考えると、マネージャーだけの人ではないということかもしれません。 ただ、「男は営業、女は総務」みたいな感覚はずっとある気がする。
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