サッカーJ1の浦和は26日、中村修三GM、北野大助GM補佐が今季限りで退任することを発表した。来季から強化体制を変更し、GMに代わって新設するスポーツダイレクター(SD)に土田尚史前GKコーチ(52)、テクニカルダイレクター(TD)に浦和でディフェンダーとして活躍した産業能率大の西野努教授(48)を招聘(しょうへい)する。
土田SDはトップチームに特化した強化責任者として、監督や選手、スタッフなどの編成、他クラブとの交渉、契約を担う。西野TDはSD業務の補佐や選手のスカウティングなどとともに、トップチームの運営全般を行う役職となる。
浦和は24日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦でアルヒラル(サウジアラビア)に敗れながらも、クラブ側は大槻毅監督(46)の手腕を高く評価し、来季の続投を要請している。