> ということは、先日"Nightmare"と名乗ったのはTM氏の教え子をからかうためでしたか。学生によるご自分に対する評価を正面から受け止めずにからかうとは、こんなのに教えを請わねばならない学生さんを憐れまずにはいられません。
私は学生をからかったり、批判することはしないことにしています。ヘタレであっても、教師として生活できたのですから。私は、音楽的才能はないし、米国に来たのは30才になってからです。そして、日本語の発音は簡単ですから、英語の発音は難しいです。
私の英作文能力は、米国の大学卒業生の上位10%ほどだそうです。しかし、米国人同僚の英語力は上位1%ぐらいでしょうから、私の英語力は不足です。私が最初の論文を書いて、指導教官に読んでもらうために、「いろいろ誤りがあると思いますので、よろしくお願いします」といって差し出した時、指導教官は一読して、「あなた作文力はうちの大学の学生の半数よりはよいです」といわれました。そこで、私は「前置詞などいろいろ問題があるとおもいます」といいましたら、「そのような誤りは簡単に訂正できます」ということでした。
この大学の世界ランキングは現在1位で、私は授業料は免除され、大学院生研究助手として始め発音300ドル/月、最終的には500ドル/月支給されました。当時の500ドルというのは、現在では2000ドルの価値があります。
私の勤めた大学の学部学生の約半数は、計算機科学では必須のドモルガンの法則も正しく使えません。もちろんこうした学生をもうまく教えることは大切です。大学院の学生には、外国人の学生もおおいのいで、私が恥ずかしく思うほど受け入れてくれました。ある中国人の学生は、「私たちは外国人の英語の発音に慣れているので、先生の講義も良く理解できる」といってくれました。
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