こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。
突然ですが皆さま、「タンミョン」をご存じですか? 韓国の繁華街の名前でもなければ、ブレイク中のシンガーでもなく……。その正体は、春雨。私たちが普段食べている細い春雨だけではなく、極太なものもあるのが特徴です。
何を食べているのかというビジュアルと、噛み応えのありそうな咀嚼音で、動画サイトなどでも話題になっている極太のタンミョン。私もネットで見て非常に気になっておりましたので、試してみることにしました。
近所のスーパーでは残念ながらまだ手に入りませんが、ネットでは3袋1,000円程のお手頃価格で購入可能です。 今回の味付けは、トッポギソースに近いお酒が進むピリ辛風味。ではでは早速、レシピです。
山本リコピンの「ピリ辛タンミョン」
【材料】1人分
- タンミョン 100g
- ソーセージ 2本
- 玉ねぎ 1/2個(100gくらい)
- サラダ油 小さじ2
- 塩 適量
- 白ごま お好みで適量
(A)
- 水 100ml
- コチュジャン 大さじ1と1/2
- トマトケチャップ 大さじ1
- 砂糖、にんにくすりおろし 各小さじ1/2
- 鶏がらスープの素(顆粒タイプ)、しょうゆ 各小さじ1
作り方
1. 鍋にたっぷりの湯をわかし、タンミョンを茹でる。
今回はパッケージには茹で時間の表示がなかったので、1.5㎝幅のもので約8分茹でました。太さによって様子を見てください。食べてみて芯というか、生っぽさがなければOKです。
茹でるとこんな感じに。ザルに入れてお湯を切っておく。
2. フライパンに中火でサラダ油を熱し、斜め切りにしたソーセージ、薄切りにした玉ねぎを炒め、(A)の調味料を加える。
3. 2が煮立ったら、1のタンミョンを入れて味がなじむまで煮る。味を見て足りなければ塩で調節する。
少しタンミョンが硬すぎると感じたら、ここで少し長めに火を通して調整して下さい。
4. お皿に盛り、お好みで白ごまをふる。
刻んだ青ねぎなどの薬味をプラスしても美味しいです。
この歯ごたえを例えるなら……
これが念願の極太タンミョン! もちもち食感と、甘辛いソースがからまって、とっても美味しいです。この歯ごたえは、身近な食材で例えると、ものすごくコシのあるうどんというか、ブラックタピオカにも似ているような。さっと茹でた葛切りも近いでしょうか。
さらにこのピリ辛な味付けが、お酒のおつまみに非常に良いです。ゴクゴクといきたいので、焼酎の烏龍茶割りを合わせてみました。ジャスミン茶割りなども良さそうです。
食べ方としては、鍋の中に入れて煮込んだり、炒めたり、ポン酢で和えたりなど幅広そうです。春雨の代用として、春雨スープや麻婆春雨にしたり、春雨サラダのように中華ドレッシングで和えるだけでもよさそうです。ただし、春雨同様に冷蔵庫に入れると固くなるので、作ってすぐに食べるのが美味しくいただくポイント。
弾力モチモチ食感がお好きな方は絶対にハマると思いますよ。
作った人:山本リコピン
料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『ビジュアル系フード』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。
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