眞子さま「破談」の手続きを「宮内庁」が検討 秋篠宮ご夫妻からのご依頼



平成から令和へとバトンタッチされた小室圭問題。秋篠宮殿下の誕生日が11月30日に控えており何らかの進展が発表されるのではないかと期待されているが、実際には何も進展しないだろう。小室圭問題が解決しない背景には何があるのだろうか?

小室圭問題解決せず!

11月30日に秋篠宮殿下は54歳の誕生日を迎えられる。本来ならば喜ばしい慶事であるにもかかわらず、国民の関心は一向に解決しない「小室圭問題」にあるように思う。誕生日に合わせて何らかの発表があるのではないかと期待する声も高い。

だが、眞子さまと小室圭さんの結婚問題は膠着状態で持久戦に入っているため、11月30日の殿下誕生日に何らかの展望が新たに開けるということはないだろう。

小室母子の作戦はシンプルだ。このまま長期化させて国民の関心が薄れるまで待つ。薄れたところで結婚を強行してしまおうという算段だ。その証拠に、元婚約者との金銭トラブルは一向に解決の兆しをみせない。というか、いまだ交渉に入っていないというのだから驚きだ。

秋篠宮家は小室母子と再三再四話し合い、金銭トラブルの早期解決をお願いしていた。だが小室佳代さんは「あれは贈与です」の一点張りだったし、「秋篠宮家で肩代わりして下さい」と驚愕発言をして紀子さまとの関係がこじれてからは、小室家と秋篠宮家の仲は断絶した。小室圭さんが留学出発前に秋篠宮家に挨拶に来たが、秋篠宮ご夫妻は出迎えなかったという。

小室圭さんがアメリカに渡航してからは、佳代さんは秋篠宮家ではなく宮内庁に連絡をよこすようになった。何とか破談にだけはしたくないという思いは伝わるのだが、元婚約者との話し合いが一向に進んでいないも関わらず、宮内庁にウルトラCの解決法を期待するのは酷な話だ。天皇皇后両陛下(現、上皇ご夫妻)に謁見を要求してしたきた時には、宮内庁一同腰を抜かした。メディアの報道によれば、令和の世になっても雅子さまとの謁見を要求しているらしいが、非常識は今も続いているようだ。

私は小室圭さんが問題だというよりも、母・佳代さんが問題であると考えている。

責任の所在が不明な小室圭問題

ところで小室母子の「トンデモ」には、秋篠宮家も宮内庁もホトホト呆れ果てている。日本国憲法には婚姻は両性のの合意のみに基づくとあるが、娘の結婚に反対する権利くらい認められているだろう。すでにメディアが散々報じているように、秋篠宮ご夫妻も宮内庁もお二人の結婚に賛同していないし、むしろ明確に反対だ。もっとも宮内庁は就業規則に基づいて労働する機関であり、スタンダロンで何かを決定する組織ではもはやないが、それでも職員の中で結婚に賛同している人など会ったことがない。皆「やめておいたほうが…」と思っている。

だが一向に「破談」どころか「結婚に反対」の言葉すらも皇室側から聞かれない。先ほども言ったが、眞子さまが結婚を強行されるのは個人の自由だが、それに反対するのも個人の自由のはずだ。秋篠宮家がちゃんとここで「結婚に反対」であるとか「秋篠宮家として“納采の儀”はいたしません」とかハッキリ言わないと、秋篠宮家の評判に関わる(すでに対応が遅れて評判が落ちている)。

だが会見などが開かれても秋篠宮ご夫妻は、この件について「娘と話していないので解りません」という誰も期待していない答えをひねり出すのがやっとだ。この有り様に失望した方も多いのではないだろうか?

このように心では反対しているのに、結婚に反対という意見表明することができない背景にはなにがあるのか。それは結婚の「ご裁可」が下りて、大体的に報道してしまっている以上、「破談」とするの場合にはどのようなプロセスを経てだれの責任で宣告すればよいのか解らないという問題が横たわっている。

宮内庁は「破談」のプロセスを検討

小室佳代さんとその元婚約者との間に400万円超の金銭トラブルが明らかになった時、秋篠宮家からの依頼を受け、宮内庁では眞子さまと小室圭さんの結婚の実現性を種々の観点から検討した。もちろんその中には、破談となった時の手順についても宮内庁は担当部署を立ち上げ検討した。

だが、一度ご裁可が下りていながら破談になった例が少なく、どのような手順を取るべきか回答が出なかった。戦前には、久邇宮家の朝融王と酒井伯爵家の令嬢・酒井菊子が、大正天皇のご裁可を得ながら後に、皇族側の都合で婚約を解消した事件があったがあまり参考にならなかった。

この前例に従うなら、たとえ皇室側の都合であっても、相手側(小室圭さん)から結婚の辞退を申し出させなければならない。そして、相手側(小室圭さん)にそれ相応の(億単位の)慰謝料を支払わなければならない。しかし小室家が自ら辞退を申し出る可能性はゼロに近かったし、相応の慰謝料が秋篠宮家から小室家に渡ったならば国民がこれを許さないだろう。

またこれ以上に、当時と現在とでは皇室典範も憲法も異なる。たとえば戦前では家長の許可がなければ結婚は出来なかったため、天皇の「ご裁可」にも一定の法的根拠があった。だが、戦後の日本国憲法では結婚は両人の合意にのみに基づくと定められているため、既に「ご裁可」は皇室内のハウスルールに過ぎない。

小室母子… 出典:FRIDAY

「ご裁可」というハウスルールの難しさ

そしてこの「ご裁可」がハウスルールと化していて、その法的意義づけが無かったことが「破談」への障害となっている。宮内庁としては「ご裁可はハウスルールなので、ご裁可の取り消しを俟たずに秋篠宮殿下が破談を宣告しても問題ない」という見解を伝えた。これに対して秋篠宮家からは「皇室にとってご裁可の持つ意味は重い。何らかのアクションを取る場合には、先ずご裁可を取り消していただいてからにしたいと返答があった。伝統を重んじる皇室内において家長たる天皇のご裁可の持つ意味は重い。この返答には一理ある。

だが小室母子は、何らかの罪を犯したと確定したわけではないし、あくまでも法的には何ら決着していないグレーの状況だ。ゆえに法治国家として「無罪推定原則 」「疑わしきは罰せず」の大前提がある以上、現状で「ご裁可の取り消し」は100%あり得ない。ゆえに秋篠宮家に対して宮内庁は「両陛下(現、上皇ご夫妻)のご裁可の取り消しは現状では不可能であると思われる。(秋篠宮)殿下が破談を望まれるなら、ご自身の言葉で先ず発していただく必要がある」と答えた。

この宮内庁に回答に秋篠宮家は不満であったろうが、何でも言うように既に宮内庁は「役所」であって、宮家の尻拭いをスタンドプレイで解決する機関ではない。結局、秋篠宮殿下と紀子さまは「破談を宣告するには、まず“ご裁可の取り消し”から」という立場を崩さなかった。

おそらく秋篠宮ご夫妻から両陛下(現、上皇ご夫妻)に、プライベートな方法でご裁可取り消しの打診・相談が何度もあったそうであるが、結局、御代替わりまでこれが達成されなかった以上、お互いが責任を擦り付け合ったまま有効な話し合いができなかったのだろう。平成末期には、美智子さまと紀子さまの仲は急速に冷え込んだが、その背景にはこの小室圭さんの問題が横たわっていたと考えて間違いない。

果して今は令和となった。天皇が御代替わりし、眞子さま結婚問題が破談となる場合のプロセスがさらに複雑になった。平成の世のご裁可を、令和の天皇が取り消すというのは変な話であろう。平成の時代にこの結婚問題を解決できなかったことは、まさに負債であり、関係各位が猛省しなければならないように思う。



6 件のコメント

  • この記事に書かれてる通り、秋篠宮夫妻が結婚を反対してるのは真実なのですね?
    先日も小室の留学について、第一志望のハワイ大は辞めるように忠告した上で、フォーダム大を勧め、今の留学に至ってると書かれてる記事もあり、秋篠宮夫妻が小室の留学に深く関わってるイメージが強くなりましたが、これは何故?と思いました。

    平成に成された裁可は今もそのままの状態。
    上皇夫妻は引っ越し同様に、何らかな理由をつけては、裁可を取り消さず、今に至ってると想像しますし、裁可を取り消す気など、全く無いのではないか?と怒りもあります。
    もし想像通りならば、小室を結婚させるつもりなのではないか?と思えてしまいます。

  • このお話は秋篠宮が一方的に婚約者「小室圭」を眞子さんの婚約内定者として記者会見させてしまった経緯があります。
    眞子さんと小室さんのお付き合いは5年?ぐらいでしょうか。
    その間小室さんは頻繁に秋篠宮邸を訪れていた事は、宮内庁も政府も把握していたようだ。
    そのため警視庁公安部が秘密裏に小室圭を調査していて「相応しくない人間である」と政府に報告している。
    当然政府もそれらを掴みまさかのまさか「婚約内定会見」をしてしまうという突発的な事は、予想だにしていなかったようです。
    宮内庁もこれら相応しくない人間である事は承知していたようで、秋篠宮が一方的にNHKにリークしてしまいニューステロップされてしまった。
    政府、宮内庁も打つてなし、婚約会見時秋篠宮はしてやったりと鼻高々、俺様は偉いんだとばかりに高揚していただろう。

    そのうち週刊誌等に小室圭の身内に父親を含めた自殺者二人、母親佳代さんの金銭トラブル、きちんとした収入もないこともバレて大騒ぎになった事はまだ記憶に新しいが、手順も踏まえず秋篠宮の一方的な行動から政府関係者からは「それ見たことか!」と失笑される始末。
    裁可を下した前天皇は何故この後に及んでも裁可を取り消さないのか、国民は前天皇、秋篠宮夫婦に当然怒りと、不信感を抱き父親秋篠宮の馬鹿さ加減が露呈した。

    今まで秋篠宮一家をアゲアゲ持ち上げて来た「秋篠宮こそが天皇に相応しい」と公言して来た、学者やマスコミはこの事態をどう猛省しているのだろう。
    活字を生業としている者よ!嘘はいけませんよ!
    嘘でもいい、売れれば良いという時代は既に終わっています。
    国民や購読者の方がずっと事実を把握してます。

    政府よ!宮内庁よ!呆れた秋篠宮一家をこのまま皇嗣待遇して持ち上げて、国民の支持を得られると思ったら大間違いだ。
    この体たらくさに国民はうんざり、また一部では兄君今上陛下とは余りにも違いすぎて、天皇家の「血」は一滴も入ってないのでは?という声も聞く。
    Y遺伝子とやら男系男子に固執している石頭のお歴々、一度秋篠宮のDNAを検査しろ!という声も聞こえてきますよ!



  • 秋篠宮殿下のお誕生日会見の言葉は、全て奥さんが計算高く書いたシナリオ。
    殿下のお言葉なんて一つもありません。
    意味のない会見。

  • 本当に秋篠宮家は、厄介で問題が多すぎる。
    自分達に自覚はないのでしょうか?

    こんな家から、天皇なんてごめん被りたいです!

    上手く立ち回り自分達に良いように根回ししたような気でいるが、結局ブーメランとなって自分に返ってくる。

    責任転嫁などせずに悪いところは悪い、深く思わず認めてしまった、と素直に認めればいいものを。

    最後には哀れになってきますね。

    ところで小室問題ですが、今だに税金で身辺警備されているのでしょうか?小内様のご存知な範囲でお願いします。

  • お互いに責任を転嫁して、こんなにみっともない話しはないですね。
    上皇夫妻などはもう既に小室問題など全く関係ないが如く、相変わらず己がスポットライトを浴びることに躍起になっている。秋篠宮は自分の娘のことでありながら、面倒は避けたいと逃げ腰な態度を見せられている国民の憤りは宮家廃絶の声にまでなっています。
    蛇の生殺しのように延々とこの問題を引き延ばされている眞子さんもかわいそうですが、このまま税金を小室さん側に垂れ流すのであれば、秋篠宮家が画策している女性宮家の創設などはもってのほかとしか言えません。
    どうしても女性宮家をというであれば、男子の継承者がいない場合にのみ、女子が宮家を継ぐか降嫁するか選択できることにすれば、男子のいる秋篠宮家はその条件からはずれ、三笠宮家と高円宮家に権利が出来るのではないでしょうか。
    これだけ国民に迷惑を掛け、疑惑だらけの宮家の思い通りに事が運ぶなどあってはいけないと思います。
    「疑わしきは罰せず」の大前提とは法的な見地からであり、一般的には「白」と確証できない限り「黒」なのです。特に、皇族という地位にある方々にとっては「グレー」はあってはならないのです。

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