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2019年11月26日 紙面から
色紙に書いた来年の目標を患者らに見せる大島=名古屋市中村区の名古屋第一赤十字病院で(中嶋大撮影)
中日の大島洋平外野手(34)が25日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、年俸2億5000万円プラス出来高払いの3年契約を結んだ。通算2000安打まで558本に迫るバットマンが、チームの生え抜きでは5人目となる偉業達成に意欲を燃やした。
打者であれば、誰もがあこがれる数字が見えてきた。今季のリーグ最多だった174安打を含め、プロ10年間で積み上げた安打数は1442。通算2000安打まで、残り558本となった。今季で3年契約が終了。FA宣言も選択肢にあった。その中で「生涯竜」を決めたのは、偉業をドラゴンズで達成したいという思いが勝ったからだ。
「身近で言えば荒木さん、ドラゴンズで言えば立浪さん。先輩方の中でも少ない達成者の中で一つの区切り。このチームで2000本を達成したかった。あとはやるだけです」
竜で通算2000安打を達成したのは過去6人。生え抜きに限れば高木守道、谷沢健一、立浪和義、荒木雅博(現内野守備走塁コーチ)の4人だけという狭き門だ。また、大学と社会人を経た選手では、球界全体でも古田敦也、宮本慎也(ともにヤクルト)、和田一浩(中日など)しかいない。
そんな偉大な先輩が到達してきた数字に、着々と近づきつつある。残り558本は、2014年に記録したシーズン自己最多の186安打を3年続けてちょうど達成する数字。「僕もそれは知っていましたよ」と奇遇な巡り合わせに笑顔を見せた。来季の目標には「個人としては200安打」と自己記録更新となる大台を掲げ、「チームとしては優勝しかないです」と言い切った。
もちろん、通算2000安打が最終目標というわけではない。「2000というのは目標ですけど、2000本以上打ったっていいわけなんでね。できるだけ早く達成して、ちょっとでも安打数を伸ばせたらいいなと思います。とにかく、けがをせずに1年間しっかりやれる準備をしていきたいと思います」。そう話す言葉には、確かな自信が宿っている。
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