石川駿　ウ・リーグ２冠で表彰も「１軍で成績残せてナンボ」

　今季のプロ野球のタイトル獲得者らを表彰する「ＮＰＢアワーズ２０１９　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　リポビタンＤ」が２６日、東京都内のホテルで開かれ、ファームが対象となる第１部で中日からは、ウエスタン・リーグで首位打者と最高出塁率の２冠を獲得した石川駿内野手（２９）が表彰された。

　石川駿は今季のウエスタンで、打率３割１分７厘、出塁率は３割６分８厘をマークし、初のタイトル獲得となった。

　壇上で「なかなか１軍に呼ばれることはなかったが、こういうタイトル争いができて、非常にいい緊張感を持って１日１日を過ごせた」と喜びを語りつつ「ファームでこういう成績を残せても、プロ野球は１軍で成績を残せてナンボ。今年２軍でできたことを、来年は少しでも１軍の舞台でできるよう、頑張りたい」と表情を引き締めた。