【東京】国土交通省は26日午前、那覇空港の第2滑走路を2020年3月26日に供用開始すると発表した。また、滑走路の増設に合わせて整備を進めている新管制塔の運用を20年1月15日から始めるとした。
那覇空港は現在、滑走路の処理容量13万5千回に対し、実際の発着回数は16万回を超え、過密化が進んでいる。第2滑走路の運用により、政府は処理容量を24万回まで引き上げる方針を示している。
同日午前の閣議後会見で赤羽一嘉国土交通相は、先日の視察でも工事が進んでいることを確認したと報告し、「那覇空港が沖縄と国内外を結ぶ人流、物流の拠点としてさらに重要な役割を果たし、観光客の受け入れ拡大や利便性向上につながることを期待したい」と話した。【琉球新報電子版】
建設が進む那覇空港第2滑走路=2018年12月13日
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