レモネード(ブドウ入り)と小豆バー(粒あん)のイラスト。
週末に再び末娘がこの寒い中、「アイスキャンディを作りたい。」と言い出しました。
↓以前のアイスキャンディづくりの話しはこちら。
彼女は小さい頃からおもちゃよりも実用的なものに興味を持ち、これまでにも様々なお菓子づくりの機械をお誕生日に買ってもらったり、サンタさんにプレゼントしてもらったりしていました。
アイスキャンディの型、ケーキポップメーカー、綿菓子メーカー、ミニドーナツメーカー、ハワイアンかき氷機などなど。
しかしとにかくどれも私が一緒に立ち合って作らなくてはならず、時間もかかり
掃除も大変(綿菓子など部屋中に砂糖の糸が飛び散ったりする)なので、1回使って台所の物置部屋の奥に放置してあるものがほとんどです。
さて、彼女が「アイスキャンディーを作りたい」と言った後、なぜか「綿菓子を・・・作りたい。」と変えたので、「アイスキャンディーは??」と聞き返しました。
私の頭の中では綿菓子づくりよりアイスキャンディの方が楽、という計算が咄嗟に働いていました。
ということで、どんなアイスが作りたいか聞くと、「フルーツ入りのアイス」とのことだったので、丁度長らく冷蔵庫に保管してあったブドウを使うことにしました。
皮ごと食べれるぶどうですが、皮つきのままはどうかと思い皮を剥いて入れることにしました。
しかしこれが剥くのになかなか時間がかかります。
途中私は他の用事を済ませるために長女に変わってもらい、長女と次女にその作業を託しました。
5分ほどすると次女のピーピーとくじける声が聞こえたので見に行ったところ、アイスキャンディ3本分ほどは充分あるように思えたので、ぶどうの皮剥きはその辺でやめさせることにしました。
ぶどうと一緒に固めるぶどうジュースは無かったので、代わりにたまたま家にあったボトルのレモネードを入れることにしました。
レモネードを一口飲んでみると、アイスにするには酸っぱいように思ったので、砂糖を入れて混ぜ、アイスキャンディの型に剥いたぶどう3粒づつと砂糖入りレモネードを入れました。
全部で6本作れるので、残りの3本は再び小豆バーを作ることにしました。
餡子が少なかったので砂糖を少し入れて甘さを足し、牛乳と混ぜて型に入れたところ、バーの2/3ほどしか無かったので、牛乳をさらに継ぎ足して量を増やしました。
2層に分かれないように混ぜたのですが、結果として餡子が沈殿して別れたので、もう少し餡子の量を増やして、次に作る時は軽い牛乳だけよりは生クリームやハーフ&ハーフ(コーヒーに入れたりする牛乳と生クリームの中間のもの)などを混ぜた方が良いように思いました。
さて。
レモネード&ぶどうのアイスキャンディの方ですが、娘達が見守る中、緊張の一瞬です。
しっかり固まっていることを確認して、ぬるま湯に型ごと少し入れて布巾で拭き、持ち手をぐっと引いたところ、またしてもスポッと棒だけが抜けてしまいました。。。(TT)
これは・・・。
カルピスを水で割ったものをいくら冷凍庫に入れても凍らないのと同じように、レモンのジュース系も完全に凍らせることができないということなのでしょうか。
抜けたあとの型の中を見てみると、まるでかき氷のようなシャリシャリした状態になっていました。
先日のゼラチンに生のパイナップルを入れると固まらないのと同じように、この世には凍らせても完全に凍らないものが何種類か存在している予感です。
本当にお菓子作りは化学、ですね。
次にアイスキャンディを作る時は、しっかりリサーチして確実に凍るもので作っていきたいと思います。