”職質”中に…乗っていた盗難車を「警察官5人」にぶつけケガさせ逃走 男に「懲役3年6か月」の実刑判決
今年7月、和歌山市内で職務質問を受けた際、警察官にけがをさせ逃走したとされる男に、和歌山地方裁判所は懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。
土井原こと朴悠也被告(33)は、和歌山市内の駐車場で盗難車に乗り職務質問を受けた際、車をぶつけるなどして警察官5人にけがをさせ逃走した公務執行妨害などの罪に問われています。
これまでの裁判で朴被告は起訴内容を認めていて、検察側は懲役4年を求刑していました。
25日の判決で和歌山地裁は「犯行は悪質で、過去にも公務執行妨害などで実刑判決を受けているなど、非難の程度は相当強い」と指摘しました。
その上で、「出所後に被害弁償する意思がある」などとして、朴被告に懲役3年6か月を言い渡しました。