文系学部卒から、理系9割の会社に入った新人エンジニアのリアル~アクロクエストを選んだ背景とこれから~

<PROFILE>
学生時代に、社会科学・人文科学を学びながら、独学でプログラミングを学習。
2019年に中央大学総合政策学部を卒業後、アクロクエストに入社。
文系出身エンジニアとして新人ながら多岐にわたり活躍する斎藤さんに
これまでの経緯について話してもらいました。

【ITで世の中をつなげていく】

- 文系出身からIT企業に就職した斎藤さんですが、そもそもITに興味をもったきっかけはなんだったのですか?

ITに興味を持ったのは、高校で所属していた軽音学部がきっかけです。バンドでギターを弾いていました。オリジナル曲を作ってCDを出したり大会に出たり、かなり精力的に活動していました。
そんな中、レコーディングやミックスに興味を持ち、部内ではサウンドエンジニア的な役割をしていたので、ITはすごく身近な存在でした。

大学の学部を選ぶタイミングで、ITと英語をベースにして、幅広い分野を学び、
ITで世の中をつなげていくような存在になりたいと漠然と思っていました。

そこで、金融・経済・国際文化・アートなど、いわゆるリベラルアーツ的に幅広く勉強できそうで、かつ英語に力を入れているという点で総合政策学部を選びました。

入学した直後の必修授業で、プログラミングに初めて触れました。
内容は、ExcelのVBAで自動カレンダー作成とか、簡単なUI作成とかやってましたね。
その時、プログラミングって面白いなと感じたんです。

その後は独学でプログラミングを勉強していました。最初はRuby、次にProcessingやpythonを勉強しました。2年生の後半には、競プロや機械学習などに取り組みはじめました。

総じて、実現したいことを形にして動かせることにワクワクを感じていました。

(軽音楽部時代の斎藤さん)

【実務で着実に力をつける】

- そんな中、どういう就活をしていた?

学部3年の6~7月に企業を探してESを出し、8~9月には様々なインターンに参加してました。

最初は、エンジニアの道に行くかビジネスサイドに行くか迷っていました。
独学で勉強していましたが、文系出身ということもありエンジニアになることに不安があったからです。なのでIT業界だけでなく、広告代理店だったり、コンサル系も考えていました。

その後、実際にESを書いたりするうちにエンジニアになろうと決め、IT企業に絞って就活をすすめ、
長期インターンにどんどん応募していました。

- なぜ、長期インターン?

専攻でもない未経験からエンジニアになるには、少しでも実務経験を積む必要があると思っていたからです。

ただ、実際には落ちまくりました。有給のインターンということもあり求められるスキルセットのレベルが高く、独学だけで得られたスキルでは太刀打ちできませんでした。
そんな中、データ分析のハンズオン目的で、アクロクエストの3Daysインターンシップに参加しました。

その日の懇親会で人事の責任者の方から「長期インターンに来ない?うちなら、3カ月もすればバリバリ力つくよ」と言ってもらい、長期インターンに参加するようになりました。

今思えば、ほとんど畑違いな学生をよく採ってくれたなと思います笑
技術が好きな気持ちと、やる気だけはあったので、そういった気概を買ってくれたのはありがたかったです。

- 実際に長期インターンに参加してみてどうだった?

本当にやってよかったです。
自分がエンジニアとしての道を進むイメージが明瞭になった感覚がありました。
実際、Kaggle Masterの山本さんの直下で学び、短期間にどんどんスキルがついていきました。最終的には、実プロジェクトを手伝えるくらいまでのレベルになりました。「成長意欲がある」「とにかく実力をつけたい」という人は長期インターンがオススメです。

(長期インターン終了後、選考を突破し、内定を承諾した直後の斎藤さん)

- アクロクエストに入社した決め手はなんでしょうか?

大きく理由は3つあります。

1つ目は、企業として哲学があるのがいいと思いました。
全社員で会社を創る社風とか「価値ある人生を、価値ある仲間と、共に切り拓く」というような本質的な
理念とか、自分の考えにぴったりだと感じました。

2つ目は、先進的な技術と幅広い分野を扱っている点ですね。
元々ITで世の中を繋げたいという気持ちもあり、BtoB領域でいろんなことに関わりたいと思っていました。事業的にやっていることも面白そうだと感じました。

3つ目は、教育への熱量が高い点に惹かれました。
文系出身でしたが、独学でも勉強を続けてきたやる気はあったので、そういう所を買ってインターンとして受け入れてくれるような教育風土を感じていました。
この会社なら、この先ももっと成長できると感じれたのが大きかったです。

【新人のリアル】

- 一年目の近況は?

新人のうちから幅広く挑戦させてもらっていると感じています。

入社して最初の2,3ヶ月は、PoCや(機械学習のモデリング部分を短期間で検証する事)、
Torrentio Video開発(機械学習を実社会に柔軟に適応していくようなプラットフォーム作り)に携わっていました。

その後は、サーバーレスと機械学習を用いたシステムの開発に携わり、現在はJava/Vue.jsを使ったwebシステム開発をしています。開発の部分だけでなく、CI/CD構築も行ったり、設計部分をやってみたりと、本当に色々挑戦させてもらっています。

技術的な面白さはもちろんですが、それ以上に、自分が作った製品が価値あるものとして世の中に出ていくことにやりがいを感じます。幸いなことに、携わった製品のリリースを何度か経験しました。その時に、プレスとかニュースで作ったものが紹介されているのを見た時、喜びを感じますね。

プロジェクト以外では、新卒採用に参加して現場のエンジニアとして学生と話したり、
広報活動に関わったり、あとは先輩やミャンマースタッフと一緒に寮に住んでいたりします。

最近、ものを書く事が結構好き、と気づきブログなども少しづつ書いています。
特に広報活動としてのWantedlyには力を入れてます。投稿したインタビュー記事がランキングにのったときは嬉しかったです。

また、カメラやアウトドアが趣味で、休日は山に登ったり、海外でも色々な写真をとっています。


幅広く活動をさせてもらっていますが、先輩方のレベルが高く、正直今はついていくので必死です笑
ただ、先輩方の背中を追って必死こいて頑張ることもワクワクでいっぱいです。

【50年後のライフスタイルや文化を支える】

- これからの展望は?

キャリア的には、アーキテクト的なものに憧れています。
顧客がもつビジョンを実現するために、最適なシステムを提案して構築するという役割を担い、
最終的には社会を進化させることにコミットできたらと思っています。

就活していたときから、思っている野望的なこと言えば、
50年後のライフスタイルや文化を支えるようなことがしたいです。

50年後の人々がどういうライフスタイルを持っていて、どういった文化や仕事があるのか。
それって、自分の子供世代の人生ってどうなるのか、ということだと思います。
自分の仕事によって少しでもそういう次の社会、次の世代がより豊かになるように
役に立ちたいと思っています。

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