令和の時代の幕開けと共にポケットモンスターも新時代へと移り変わった。
私はすでにポケモン図鑑をコンプリートしているほどにやりこんだ。
今までに一度でもポケモンをプレイしたことがあるプレイヤーなら「えっこれがここにいていいの?!」と驚くこと必至のポケモン達がフィールドを闊歩している。
そして興味本位でエンカウントしたトレーナーを、地獄に落とす。
未進化ポケモン達がうごめく中に明らかに見た目がいかつい奴を投入することによる初見への"やべーやつ"感、そしてキテルグマなどの生態を知っている既プレイへの"遊べる地獄"感。
また、ジム戦もとても良かった。
ガラル地方ではジム戦はスポーツ的扱いとなっており、興行として人気を博している。
そしてエンターテイメント化に大きく影響しているのがガラル特有のバトル要素「ダイマックス」だ。
そしてバトルが白熱するにつれ、BGMが変化していく。最後の一匹になるとジムリーダーはダイマックスを使用し、ポケモンを巨大化させる。
会場は一気に沸き立ち、観客たちは歌い出す。それは本当のスポーツのような臨場感があり、その中心に立っているのは他ならない自分なのだ。
この要素がどれぐらい楽しかったかというと正直初手ダイマックスで天候変更してそのまま技を打っていれば難なく勝てるのだが、
全てのジムでジムリーダーとタイミングを合わせてダイマックスするぐらいに"魅せ方"を考えていた。
そしてトーナメントを勝ち進み、チャンピオン戦で今までの戦いで繰り出さなかった「ドラパルト」を使用した。
だって最後になって今まで出て来なかった強いポケモンが出てきたら燃えるじゃん?そんなことを考えるくらい、没入していた。
しかし、そんなに楽しかった今作でも許してはいけないことがある。
これは発売前から物議を醸していた問題で、具体的に言えば「キメラ」と呼ばれる化石ポケモン達、そして「白化(=死んだ)サニーゴ」だ。
いわゆる"クソデザ"であるかどうかは置いといて、これを受け入れてしまってはならないと強く思う。
正直な話、彼らのデザインには慣れた。しかしこれを恒常化してはならない。
化石達は生物として破綻している(水棲生物の頭部に陸上生物の下半身を付けたが地上では息ができない、顔の復元の向きが逆等)。
また、ガラルの化石ポケモン達は研究施設で研究されているわけでもなく
「ウカッツ」というふざけた名前の博士に謎の機械に投入され、がっちゃんこ、あら不思議!で復元されてしまう。
これを見て不快さを覚えたトレーナーは少なくないだろう。そもそもポケモンの支持層を考えるとそのような生命に対する侮辱的なネタはご法度ではないか。
(個人的には発売前散々ネタにされたウオノラゴンよりもゲーム画面で見るパッチルドン、というかzolt系列の方がよっぽど辛かった。ウオノラゴンの断面はまだ体の末端であるために「トカゲのしっぽ切り」に近い感覚として処理できたが、断面に首がついているzolt系列はぶつ切り感がかなりきつい)
ソード版の図鑑説明によると彼らは盗み出された研究資料によりガラルで新たに創り出されたらしい。
サニーゴにしても、そもそも今回ポケモン達をリストラする当たり表向きの理由は「その地方に適さないためにお留守番」であった。
特別サニーゴが好きだった訳ではない。それでも幼少期に見たアニメのカスミのサニーゴが可愛くて、クリスタルバージョンでは何度もルアーボールで捕まえた。
そんなサニーゴが、あのような姿になっているのはとても苦しかった。
最近のゲームフリークにはそのような傾向があり、サニーゴは前作ではほかのポケモンの餌として描かれていた。
たしかにポケモンの魅力は"生物感"である。しかしご都合主義かもしれないが、そんな描写はいらないのだ。
例えると動物図鑑を開いてシマウマのページを見た時、シマウマの生態もそこそこに「捕食されるシマウマ」とライオンに食われる写真がでかでかと載っており、
いかに草食動物が非力かを長々と書かれているような気持ちになる。
その図鑑のシマウマのページを開いた人が期待しているのはそのような情報ではなく、骨格や、独自に進化した他種との差別化のポイントや、生態なのである。
対戦における性能やデザイン自体は問題ではない。"既存のポケモンを殺した"という事実が問題なのである。
私は好きなポケモン達がこれ以上ひどい目に合うのを見たくない。
最近のゲームフリークには「辛辣にしておけば面白い」という風潮があるように思える。
ORASで言うメガシンカの図鑑説明、SMにおける捕食関連、そして今回では上記に加えカレー図鑑が炎上していた。
そのようなことは二流、いや三流が行う事であり、ポケットモンスターという日本最大級のブランドを背負っているのだからどんと構えていてほしい。
否定や残虐さから生まれる笑いではなく、寛容で和やかな癒しが欲しい。
もう一度書くが、本作は本当に面白かった。
ジムリーダーから貰えるカードも最初はなんなんだと思っていたが、
裏面を見るとすべてのキャラクターに愛着がわいたし、クリア後に伝説のポケモンを捕獲するまでのレイドバトルには熱くなった。
キャンプでポケモン達と過ごすのは楽しい。旅の節目では必ずカレーを食べて気合をいれた。
ゲームフリークはもともと大作というか、RPGみたいなのを作るにはいまいち向いてない 蓄積した表現技術を持ってるわけではないので、毎回手探りで新しいことを、よりによってポケモ...
ポケモンはもう任天堂本体に接収すればええやん ゲーフリには荷が勝ちすぎでしょ 今後はソリティ馬とかリトルタウンヒーローで頑張ってどうぞ
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あれも「ポケモンが多すぎて」ポリゴンモデル作り切れなかったので出るポケモン切りまくった経緯があるんだよね(ポケスタ金銀はいわゆる3色目の完全版) ポケモンはやっぱ人類には...
ポケモンはGOしかやってないのでその辺知らないのだけど、天下の任天堂でもそんなもんなのか Ubisoftだと、厖大なアセットのある巨大オープンワールドゲーを年2,3本ペースで出してるけ...
言うてアサクリみたいなリアル系よりデフォルメ系のほうが意外に大変やったりするんちゃうかな。
あれは容量の問題でああなっただけたから今なら大丈夫でしょ
そもそもswitchのゲームロムって最大でも32GBだった記憶があるから1000体近くのポケモンも容量の問題で実装不可の可能性は結構高いけどな…
ポケモンがわざを出すときと食らうときのモーションは一律その場でのジャンプにしよう これでだいぶ稼げるはず
ポケモンの容量なんて誤差みたいなもんだぞ
やろうと思えば64GBのゲームカードもできるよ
あのボックスを超えるものは結局実装されなかった…