日本でも大人気だった韓国のガールズグループ「KARA」(2016年解散)の元メンバーでタレントのク・ハラさんが24日午後6時ごろ、韓国ソウル市内の自宅で死亡した状態で発見された。韓国メディアによると江南警察署は「18時09分にク・ハラが死亡した状態で発見された。詳しいことは調査中」とコメントしたという。
ハラは、07年3月にKARAとしてデビュー。10年にシングル「ミスター」で日本デビューし、11年4月発売の3枚目シングル「ジェットコースターラブ」でオリコン1位を獲得するなど、K―POPのガールズグループ人気の火付け役となった。
解散後はソロとして活動していたが、交際相手とのトラブルが報じられていた。今年5月に自宅で睡眠薬を過剰摂取し、自殺を図ったが、一命は取りとめ、翌日に「いろいろなことが重なり、心がつらくなってしまいました」などど謝罪。「これからは心を強くしてまた元気な姿を見ていただけるよう努力します」と心機一転を誓い、日本でソロ活動を本格化させた。
今月13日に新曲「Midnight Queen」を発売。翌日から19日まで日本4都市を回るZeppツアーを行ったばかりだった。亡くなった前日の23日は、インスタグラムで写真とともに韓国語で「おやすみ」とつづっていたが、異変を感じさせる投稿ではなかった。