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桜見る会、名簿廃棄後に基準変更

政治行政 共同通信  2019年11月23日 15:51

 「桜を見る会」で招待客と記念写真に納まる安倍首相(中央左)と昭恵夫人ら=4月、東京・新宿御苑
 「桜を見る会」で招待客と記念写真に納まる安倍首相(中央左)と昭恵夫人ら=4月、東京・新宿御苑

 政府が4月の「桜を見る会」の招待者名簿を5月に廃棄した約5カ月後、文書保存基準に関する内規を変更していたことが23日、分かった。内閣府は、あいまいだった基準を明確にしたと説明しているが、野党は「追及をかわすため後付けで規定を補強した」と反発している。

 内閣府が野党に示した公文書管理に関する資料で判明した。

 公文書管理に詳しい東大の牧原出教授(政治学)は「廃棄のタイミングを含めて不適切だ。事後検証できない態勢になっているのが現政権の一番の問題。電子データはどこかにあるはずで、調査を尽くすべきだ」と指摘した。


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