はやぶさ2帰還へ「想定はるかに超える成果」 JAXA

小玉 祥司
科学&新技術
編集委員
2019/11/24 2:00
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日本経済新聞 電子版
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探査機はやぶさ2の想像図=池下章裕氏・JAXA提供

探査機はやぶさ2の想像図=池下章裕氏・JAXA提供

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」の探査を終え11月、地球に向けて出発した。2回の着陸と人工クレーターの作製に成功し、計画は順調に進んだ。地球に持ち帰る試料の分析にも大きな期待が寄せられている。

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「想定をはるかに超える成果を得られた」。津田雄一プロジェクトマネージャは12日の記者会見でこう語った。

はやぶさ2が掲げた目標は、探査機の性能に関わる工学的目標と新発見につながる科学的目標の2つがある。りゅうぐう出発までの項目は達成済みか達成見込みだ。達成見込みの目標も…

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