浦島たろこさんは虐待サバイバー

妊娠出産を機に自分が虐待されていたことに気付き、うつ病になってしまった二児の母です。過去のトラウマとうまく付き合っていくために、自分の素直な気持ちや日常を綴ります。

寝れないので


ブログは推敲して書く主義なんですが、しんどいことが続いていて、吐き出し口がないのでここに書きます。


父は母と喧嘩する度に物を壊して暴れる人でしたが、母はそれに拳やヒステリックな罵声で応戦する人でした。

死ね死ねコールしたりとか、とにかく好戦的でした。


母が、よくやったのは泣いている私と妹を指差して「見てみい!子供らが泣いとるぞ!お前のせいや!」と父を責め立てることでした。


子供の頃はその言葉を真に受けて、悪いのは父1人だと思って母を応援していました。

街を荒らす怪獣と戦うウルトラマンみたいなイメージで。


でもそうではなかったと大人になって気付きました。

母は私達子供をダシにして父に勝ちたかっただけなんだと。

本当にかわいそうに思うなら、そんなやり方はしないはずだから。


今日はその時のことを思い出して、自分が本当はどうして欲しかったのかにも気付いて、子供の頃みたいにワンワン泣きました。


私は母が父に勝つところを見たかったんじゃない。

一度もそうしてくれなかったけど、「怖い思いさせてごめんな」って抱きしめてもらいたかった。

「もうしないよ」って父母どっちにも反省してほしかった。

「子供のために」って2人でがんばってほしかった。


そういう喧嘩のない家に生まれたかったけど、あまりにも遠い世界なので想像もつかないです。


例の画像の件も、あの時の母と重ねてしまったから、もう騙されないぞってムキになって、見過ごせなかったんだと思います。