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2019年11月24日 紙面から
名古屋-鳥栖 前半、ボールをトラップする吉田=豊田スタジアムで(浅井慶撮影)
名古屋グランパスは鳥栖と0-0で引き分け12位をキープした。入れ替え戦圏内となる16位の湘南とは勝ち点5差のまま。序盤にPKを与えたが相手の失敗に救われ、その後も堅守でしのいだ。横浜Mが松本を下して勝ち点64とし、残り2試合で今季初めて首位に立った。次節、横浜Mが勝ちFC東京が負けると、15年ぶりの優勝が決まる。
死力を尽くした。同じく残留を争う鳥栖とせめぎ合い。三つの交代枠を使い切った後半30分すぎにDF吉田が右太もも裏を負傷するなど、終盤はフィッカデンティ監督が「ほとんどプレーできない状態で(実質)10人になってしまった」と語る緊急事態。それでも無失点で守り抜き、落とせない勝ち点1を鳥栖と分け合った。
勝っていれば残留が決まっていただけに、選手にも悔しさと安堵(あんど)が入り交じった。吉田は負傷後に痛み止めを飲んで強行出場。スコアレスで終えた試合後、足早にロッカールームに向かう途中、あふれ出す思いに右腕で顔を覆った。
「(負傷後は)ボールが出ても何もできずに迷惑をかけ、サポーターに申し訳ない。勝ち点1で満足はしていないが、まずは準備してきたことは前面に出せた」
指揮官からは、1人減となっても大事を取るよう促されたが「やらせてください、と訴えた。死に物狂いでやると」と断った。両チームの残留への思いが交錯したピッチ。トップ下に位置を変えて立ち続けた。
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