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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]京都2歳S マイラプソディが無傷3連勝!

2019年11月24日 紙面から

 「第6回京都2歳S」(GIII・芝2000メートル)は23日、京都競馬場で行われ、1番人気のマイラプソディが後方待機から直線一気に末脚を伸ばして無傷の3連勝で重賞初制覇を飾った。2着は2番人気のミヤマザクラ、3着は3番人気のロールオブサンダー。武豊騎手(50)=栗東・フリー=は同レース3勝目、友道康夫調教師(56)=栗東=は初勝利。

 危なげない勝ちっぷりだった。単勝1・5倍の圧倒的な1番人気に支持されたマイラプソディが、無傷の3連勝で重賞初タイトルを手にした。

 道中は後方でじっくりと脚を温存。徐々にポジションを上げていった。武豊が「4コーナーで手応えが一瞬ないような感じがしましたが、そういうところがある馬なので。ラスト1Fを切ってからは、本来の走りになってくれました」と振り返る通り、最後は2着馬を並ぶ間もなくかわして完勝。8Rで自身が達成したJRA年間100勝の余勢とばかりに、名手が鮮やかな手綱さばきでファンの声援に応えた。

 主戦自らが命名したとあって「走ってくれて良かった」と安どの笑み。「まだまだ伸びそう。精神的にまだ幼いですが、馬体も良くなってきそうです」と伸びゆく姿を思い描いた。

 今後について、友道師は「東京とか、広いコースがいいと思う」と話すにとどめたが、オーナーは何といっても「ユタカで凱旋門賞制覇」を公言する(株)キーファーズ。クラシックはもちろんのこと、ゆくゆくは世界へ飛び出す可能性も大いにありそうだ。 (京都競馬取材班)

 

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